兵庫県伊丹市で毎年恒例の震災犠牲者追悼イベントが開催され、6434本のろうそくが灯されました。参加者は未来へ向かう重要性を再確認しました。
要約すると兵庫県伊丹市の昆陽池公園で、阪神大震災の犠牲者を追悼する「あなたの思いを灯してください」というイベントが、毎年恒例で開催されました。
このイベントは震災の発生時刻の半日前となる16日の夕方から行われ、今年も6434本のろうそくが灯されました。
この本数は震災で失われた命の数を象徴しており、参加者たちは鎮魂の火に祈りを捧げました。
約400人の小中高生や住民が集まり、午後5時46分に黙とうを捧げ、震災の記憶を新たにしました。
ボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」が主催し、毎年このイベントを続けています。
ボランティアたちは、発生時刻までの12時間、ろうそくの火を絶やさないように継ぎ足しながら見守りました。
今年のテーマは「鑑往知来」で、過去を振り返りつつ未来へつなげる重要性を表現しています。
参加者たちは、30年前に止まった時計を象徴として未来へ向かって歩む姿をろうそくで描きました。
代表の赤松弘揮さんは、「亡くなった命を無駄にしないよう、教訓を生かして未来へ進んでいかなければならない」と述べ、追悼の意義を強調しました。
このイベントは、震災の記憶を風化させず、次世代へと伝えるための重要な機会となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1639c55595ee8c7de8fdbfd37df6779dc0f21d1b