2024年セキュリティ十大ニュース:クラウドストライクの障害が1位に

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2024年のセキュリティ十大ニュースが発表され、クラウドストライクの障害が1位に。850万台に影響を与え、54億ドルの損失を記録。サイバー犯罪の脅威が増大していることが示されています。

要約すると2024年、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、セキュリティに関する重大な出来事をランキング形式で発表しました。

この「2024セキュリティ十大ニュース」では、12名の選考委員によるノミネートと投票を通じて、今年発生した重要なセキュリティ事案が整理されています。

1位に輝いたのは、7月19日に発生した「クラウドストライクの障害」で、850万台の端末に影響を及ぼし、54億ドルの損失をもたらしました。

この障害は、航空会社や医療機関、放送メディア、小売業、金融機関など、幅広い業種で業務の停止を引き起こしました。

このような大規模な障害は、サイバー犯罪の深刻さを改めて浮き彫りにしています。

2位には「能動的サイバー防御」の法整備に向けた提言がランクインし、3位はKADOKAWAに対するサイバー攻撃による情報漏えいとなりました。

4位にはAIセーフティ・インスティテュート(AISI)の設立、5位には能登半島地震に関連したSNS上の偽情報拡散が続きます。

また、ランサムウェア攻撃や不正アクセスの事例も挙げられ、サイバーセキュリティの脅威が多様化していることが明らかになりました。

委員長の大木榮二郎氏は、2024年が選挙の年であり、SNSの影響が政治の安定に疑問を投げかけていることを指摘しました。

選挙制度が民主主義の根幹を支える一方で、サイバー空間の活動が分断を助長しているという現状が浮かび上がっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/557947be1eeacab00a5766dfbf283075cd21a2a0

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