韓国の金竜顕前国防部長官が戒厳布告令１号について尹大統領の関与を主張。尹大統領側は文面の誤りを指摘し、憲法裁判所での弾劾審判が続く中、証人として金前長官を呼ぶよう申請した。
要約すると韓国の金竜顕前国防部長官側は、戒厳布告令１号が尹錫悦大統領の検討を経た正当なものであると主張した。
尹大統領側は、金前長官が誤って国会解散権に関する文を写したと反論している。
金前長官側の弁護士は、布告令は国政を麻痺させる状況での政治活動禁止を目的としており、尹大統領の意向が反映されていると述べた。
尹大統領側は、金前長官が誤りをそのまま書き写したとし、布告令の表現が未熟だったと主張している。
金前長官は、非常戒厳宣言は大統領の専属権限であり、司法審査の対象にはならないと反論した。
しかし、検察は、非常戒厳の拡大行為が犯罪の場合は司法審査の対象になるとの立場を示した。
憲法裁判所での弾劾審判において、尹大統領側は金前長官を証人として呼ぶよう申請し、国会側は戒厳布告令が自由民主主義の基本秩序を侵害したと主張した。
尹大統領側は、国会の過半数勢力が不正に大統領を弾劾しようとしたと反論し、戒厳宣言は民主主義を守るためのものであると強調した。
憲法裁判所は、金前長官を含む６人を証人として採択し、選挙関連の事実照会も行うことを決定した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/800c18bc23d907e91c5c912d38703659b1a503aa