中国のEV市場で「EIV」が登場。AI搭載の知能化電気自動車が急成長し、競争が激化。各社は高度な技術を提供し、ユーザーエクスペリエンスを重視。
この用語は、CATLの共同会長である潘健がダボス会議で発表したもので、従来の「EV（電気自動車）」を超え、AI技術を搭載した知能化電気自動車を指す。
潘は、EIVの「I」はインテリジェント（知能）を意味し、中国のEV市場が急成長している理由は、電動（E）と知能（I）の融合にあると説明した。
従来の内燃機関車では実現できなかった新機能が、EIVによって消費者に提供されることが期待されている。
最近では、シャオミが高度な自動運転機能を持つセダン「SU7」を発表し、Xpengも「AI定義（AI-defined）」自動車として「P7+」を発売する予定だ。
これにより、EV市場はますます競争が激化しており、各自動車メーカーは、より高度なコックピットシステムやソフトウェアを提供するために投資を加速している。
テスラの競合であるBYDも、140億ドルをAIおよび自動運転技術に投資することを発表した。
アナリストのゾーイ・ジャンは、EIVという用語は中国で一般的になりつつあり、今後はユーザーエクスペリエンスを巡る競争が本格化するだろうと予測している。
全体として、中国のEV業界は、手頃な価格で高度な技術を提供することに注力し、急成長を続けている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad7bdbb09ffb3263f16f8f6117e1982e59f8e270
「EIV」という新たな流行語が中国のEV業界で注目を集めていたことに対し、コメント欄では様々な意見が寄せられていました。
多くのコメントは、中国政府の補助金政策に対する懸念や、競争の公平性についての疑問を表明していました。
特に、共産党の国策企業が支える形での成長は、他国との競争において不利な要素であるとの指摘がありました。
また、自動運転技術に関しては、必要性や魅力に疑問を持つ声もあり、特に公共交通機関における利用に限定されるべきとの意見がありました。
さらに、自動運転車の利便性や安全性向上に期待する一方で、車内のエンターテインメント機能についてはあまり関心を示さない意見も見られました。
日本の自動車産業に関しては、進化の停滞を懸念する声が多く、今後の技術革新に対する焦りが感じられました。
中国の技術進化に驚く一方で、日本が置いて行かれているのではないかという不安感も広がっており、特に半導体やAI分野での競争において日本が劣位にあるとの意見が多く見受けられました。
全体として、中国の急成長を認める一方で、日本の未来に対する危機感が強く表れていたコメント内容でした。
ネットコメントを一部抜粋
公平な競争ではない、共産党の国策企業で補助金を大量に出して成り立っている。
そもそも自動運転なんているのか？という疑問がある。
自動運転は歓迎だけど、車内のカラオケとかPS5との接続とか正直どうでもいい。
日本はいまだにアナログ全開のハイブリッドで喜んでますが、世界は先は進みます。
中国すごいな、新しい技術がどんどん生まれて羨ましいな。