ダイハツが認証不正問題を経て、CJPTに再合流し、2025年度中に軽商用EVを投入予定。技術開発の進捗が期待される。
要約するとダイハツ工業は、認証不正問題が発覚した後に脱退した合弁会社「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)」に再合流することを発表しました。
CJPTはトヨタ自動車やいすゞ自動車などが共同出資しており、商用車の次世代技術開発を手がけています。
ダイハツは、CJPTへの復帰を申し入れた結果、再発防止の取り組みに一定の成果が見られたため、承認されたとしています。
具体的には、2024年2月にトヨタ自動車に譲渡していたCJPT株を再び取得し、当初の10%出資分をすべて引き受けることとなります。
さらに、ダイハツはスズキとトヨタと共同開発を進めている軽規格の商用EVについても、2025年度中の投入を目指すと発表しました。
この軽商用EVは、ダイハツの『ハイゼットカーゴ』をベースに、トヨタの電動化技術などを活用して開発されており、当初は2023年度中の発売が予定されていましたが、ダイハツの認証検査不正の影響で延期されていました。
商用EVの需要が高まる中、ダイハツ、スズキ、トヨタの3社がどのように競争に取り組んでいくのか、また技術開発力をどのように結集させていくのかが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/baeedb4316a476e4d0bd1fa95c3d6587181ae94d