韓国与党が李在明代表の裁判遅延を批判、尹大統領の手続きは迅速に進行中。
要約すると韓国の与党「国民の力」は、16日に行われた会議で、尹錫悦大統領に対する司法手続きが迅速に進められているのに対し、最大野党「共に民主党」の李在明代表の裁判が遅延していることを批判しました。
権寧世非常対策委員長は、尹大統領に対する逮捕状執行や憲法裁判所の弾劾審判が迅速に進行している一方で、李代表の裁判が鈍行列車のように遅いと指摘しました。
李代表は現在、8つの事件に関して12の容疑を抱え、4年間にわたって5件の裁判を受けています。
中でも、公職選挙法違反事件では、起訴から2年2カ月が経過し、一審で執行猶予付きの懲役刑が言い渡されましたが、他の3件は依然として一審の段階にあります。
国民の力の安哲秀議員も、現職大統領に対する逮捕令状が執行されたことを引き合いに出し、李代表の裁判も法治主義に基づくべきだと述べました。
選挙法に基づき、選挙事件の裁判は一審が6カ月、控訴審が3カ月、上告審が3カ月で進むべきであるため、李代表の選挙法違反事件に関しても、迅速な審理が求められています。
ソウル高裁は、李代表の選挙法違反事件を集中的に審理するため、控訴審裁判部に新たな事件を割り当てないことを決定しました。
このような動きは、韓国の政治情勢における司法の役割や、与野党間の対立を浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b34d9c43d93c5a3b6ab0cb59a74f9e6f106f91a