秋葉剛男NSS局長が退任前の取材で、安全保障分野で国民の理解が深まったと強調。日米関係や国際秩序形成の重要性についても言及した。
要約すると秋葉剛男国家安全保障局(NSS)局長が17日、退任を前に官邸で記者団の取材に応じた。
彼は任期中の成果として、安全保障分野において国民の理解と協力が深まったと強調した。
秋葉氏は20日に退任するが、内閣特別顧問として今後も政府の外交・安全保障政策に関与する予定だ。
日米関係については、どの大統領が就任しても、同盟関係を高める努力が常に必要であると述べ、自由で開かれたインド・太平洋のビジョンの重要性を訴えた。
彼は、国家安全保障戦略や安保3文書の策定、セキュリティー・クリアランス制度の創設に尽力してきた。
退任の理由については、G7を含む国々で多くのカウンターパートが交代するタイミングであることを挙げた。
秋葉氏は令和3年に外務省事務次官を退任後、NSS局長に就任し、安倍元首相から石破茂首相まで4人の首相の外交・安全保障政策を支えてきた。
記者団に対して、外交・安全保障の重要性と首相の責任の重大さを痛感していると語り、首相が重要な決断を下す場面に立ち会ったことがこの7年間の貴重な経験であったと振り返った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6449ba6f62d44ae7fd1eaedef1768bb30e8fce75