アメリカの上場暗号資産マイニング企業が、昨年ビットコイン保有量を倍増し、合計で9万2473BTCに達しました。ビットコイン価格の上昇と「HODL」戦略の人気が影響していますが、一部企業はAIやHPCへシフトしています。
この成長の背景には、ビットコイン価格が120%上昇したことがあります。
最も多くのビットコインを保有しているのはMARAホールディングスで、4万4893BTCを保有しており、これはマイクロストラテジー(MicroStrategy)の45万BTCに次ぐ数字です。
ビットコインに対する長期保有戦略「HODL」が過去12カ月で人気を集めている中、他のマイニング企業もそれに倣い、1万BTC以上を保有する企業が増加しています。
具体的には、ライオット・プラットフォームズが1万7722BTC、ハット8が1万171BTC、クリーンスパークが1万97BTCを保有しています。
しかし、すべてのマイナーがHODL戦略を採用しているわけではなく、IREN、テラウルフ、コア・サイエンティフィックはほとんどビットコインを保有していない状況です。
これらの企業は、競争の激しい市場環境により、人工知能(AI)やハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)にシフトしています。
株価はビットコインの価格動向に必ずしも連動しておらず、全体的にマイニング企業はビットコインや他の暗号資産関連株のパフォーマンスを下回っています。
しかし、HODL戦略を採用しているライオット・プラットフォームズ、ハット8、クリーンスパークは、ビットコインのパフォーマンスを上回る結果を出しています。
2024年には、好調なパフォーマンスを示していたビットディアのみがマイナスのリターンを記録しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90e1902d524fc7d253b399f5306968b86428bbcd