いすゞがJapan Mobility ShowでEVトラック「エルフ ミオEV」と路線バス「エルガEV」を展示。カーボンニュートラルを目指し、電動化が進む。
特に「はたらくクルマ」のEV化が注目され、いすゞの小型トラック「エルフ ミオEV」と路線バス「エルガEV」が実車展示されました。
これらの車両は、カーボンニュートラル社会を目指し、バッテリーEV(BEV)として設計されていますが、それぞれ異なるアプローチが採用されています。
エルフ ミオEVは、AT限定普通免許で運転可能な3.5トン未満のトラックで、いすゞのコネクテッド技術「PREISM」を搭載しています。
この技術により、車両のバッテリー状態や充電状況をリアルタイムで把握できるほか、ディーゼル車と共通のプラットフォームを採用することで、運用の効率化が図られています。
また、バッテリー交換式ソリューション「EVision Cycle Concept」により、充電時間を大幅に短縮することも可能です。
一方、エルガEVは、リアアクスルにモーターを内蔵し、低床化を実現。
屋根上と車体後部床下にバッテリーパックを配置することで、フルフラットな車内を提供します。
航続距離も従来のディーゼル車と同等で、実用性が高いです。
さらに、災害時には外部給電機器と接続して電力供給ができる機能も備えています。
いすゞは、2030年に向けたカーボンニュートラル対応車のフルラインアップを目指しており、「はたらくクルマ」のEV化が着実に進行していることが示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b14ee36cf1ad5472f28cf9ac8ec22ef0db0db204