NHK『おむすび』第77回で、歩（仲里依紗）がギャル魂への葛藤を語り、仲間の被災を思いやる姿が感動を呼びました。SNSでは共感の声が多数寄せられています。
この回では、天神乙女会のメンバーである明日香（寺本莉緒）が大阪出身のダーとの結婚報告を兼ねて、歩に会いに訪れます。
明日香は90年代のギャル服を持参し、歩たちと共に懐かしい思い出を語り合う場面が展開されます。
ギャル服のファッションショーや、歩の読者モデル時代のエピソードを楽しむ中で、歩は突然深刻な表情を見せ、「でも、もう全部終わったことだからね」とつぶやきます。
これは、岩手の仮設住宅で生活するギャル仲間・アキピー（渡辺直美）の存在が影響しており、歩は彼女のことを常に気にかけているのです。
普段は「好きなことを貫こう」と前向きな歩ですが、仲間が東日本大震災で被災したことから、彼女の価値観が揺らいでしまいます。
「普通の生活が奪われて、今を楽しめない人にはどうしたらいいのか」と悩む姿が描かれ、SNSでは「歩の問いかけが重く響く」「思いやりのある歩が素敵」といった共感の声が多く寄せられました。
視聴者は、歩の優しさや繊細さに感動し、彼女と同じ思いを抱える人々に対しても共鳴しています。
歩の内面的な葛藤が視聴者に深い印象を与えた回となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7a7fc6614c3e35d613ce2972866aebcfbc86e9b8
コメントでは、『おむすび』のストーリーに対するさまざまな意見が交わされました。
特に、主人公たちが抱える葛藤や優しさに共感する声が多く見受けられました。
視聴者は、ギャル仲間のアキピーが仮設住宅での生活を強いられている状況に対して深い関心を持っており、彼女がどのように困難に立ち向かっていくのかに期待を寄せていました。
また、ファッションショーからの流れが重く感じられるという意見もあり、ストーリーの展開に対する感情の揺れを感じている人が多かったようです。
さらに、作品の中で描かれる「今を楽しむ」というメッセージに対して、現実とのギャップを感じる視聴者もいました。
特に、アキピーが過去の辛い経験を抱えながらも前向きに生きようとする姿に心を打たれるコメントがありました。
一方で、ストーリーの深刻さに対して「辛気臭い」と感じる意見もあり、視聴者の反応は多岐にわたりました。
全体として、キャラクターたちの優しさや葛藤に共感するコメントが多く、視聴者は彼らの成長や変化を見守りたいという気持ちを抱いていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
ファッションショーからこの流れに来たから、余計に重く感じた。
この葛藤にどう立ち向かっていくのか、興味がある。
盛岡で仮設暮らし？明日を見てみないと、わからないなあ。
実家に生活費を払う事を誤魔化して逃げる人間を優しいとは…
急に深刻になられても、辛気臭いだけなんだけどね。