関西外国語大学がキャビンアテンダント就職実績で首位に。多くの女子学生が在籍し、語学教育に強みを持つ大学が上位を占める。
このランキングは、全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)などの航空会社に就職する学生が多い大学を対象にしたもので、大学通信が毎年行っている就職状況調査に基づいています。
2024年の調査では、560大学から回答があり、航空業界はコロナ禍の影響を受けており、22年卒のCA就職者数はゼロから、23年卒に47人、24年卒には651人まで回復しました。
しかし、CA職は女子学生に人気があり、競争が激しいことが特徴です。
清水信一郎氏は、CAになるためには知力や体力、そしてマインドが重要であり、大学入学前からCAを目指す学生が多いと述べています。
関西外国語大学は、航空機内を再現した「エアライン演習室」を持ち、現役CAによる講座を実施するなど、手厚い支援を行っています。
ランキングの上位には、青山学院大学や関西学院大学、上智大学などのキリスト教系大学が多く、女子学生が多いことや語学教育に力を入れてきたことが影響しています。
私立大学が強い傾向があり、国立大学は就職者が少なく、最上位は大阪大学の52位にとどまっています。
ANAの就職者が最も多いのは関西外国語大学で39人、次いで青山学院大学の19人です。
JALでは青山学院大学が22人で、関西外国語大学は17人となっています。
このように、CA職を目指す学生には特定の大学が有利であることが明らかになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5769be35ec2aeeaaa17c213840c4a47945a6c472
コメントでは、CA職に対する現状や大学ランキングに関する多様な意見が寄せられました。
特に、関西外国語大学がCA就職に強い大学ランキングで首位に立ったことに対する反響が目立ちました。
多くのコメントでは、現在のCA職が契約社員中心であるため、憧れの職業とはいえ就職を考えると不安を感じるという意見がありました。
英語力が求められる一方で、大手企業での活躍を目指す方が安定しているとの意見もありました。
また、CAは女子アナとは異なり、学歴フィルタがないため、様々な大学からの合格者がいるという指摘もありました。
しかし、語学力や体力、サービス精神、さらには我慢強さや勇気が必要な職業であり、ハードルが高いとの見解も示されました。
さらに、地方大学に対する偏見や、CA職が本当に憧れの職業なのか疑問を抱くコメントも多く、ランキングが偏差値の高い大学に集中している点についての不満も見受けられました。
全体的に、CA職に対する憧れや現実、大学のランキングに対するさまざまな視点が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
CAは今は正社員でなく契約社員しか採用がないと聞きますが。
英語力、体力以外にもサービス精神や我慢強さが必要だし死を恐れない勇気も要る仕事。
海外、特に白人圏ではCAって我々のよく知る感覚で言えばバスの車掌さんでしかないきつい仕事だけど。
CAというと英語ができて賢くて⋯みたいなイメージもあるけど正直、優秀な学生さんがやる仕事ではないと思ってる。
首都圏の大学じゃないと大手企業って入れないんか?