トランプ大統領の就任式に伴い、暗号資産市場が急落。特にミームコインが大きな影響を受け、清算額は12億ドルを超え、業界内外から批判が集まっています。
この日、トランプ大統領が暗号資産について言及しなかったことが影響し、投資家の期待が失望に変わった結果、CoinDesk 20 Indexは5%以上の下落を記録しました。
特にビットコイン(BTC)は、10万6000ドルから10万1000ドルに急落した後、10万3000ドル前後で落ち着きました。
トランプ氏をテーマにしたミームコインの一つ、ソラナのネイティブトークンであるSOLも大きな影響を受け、最近の最高値から10%近く下落しました。
また、トランプ氏の公式ミームコイン「トランプ」は、発表からわずか数時間で50ドルから30%急落し、その後も高値から約20%の下落が続きました。
さらに、ファーストレディの名を冠した「メラニア」トークンも、46%の急落を経験しました。
これらの急変動により、レバレッジをかけた暗号資産ポジションが一斉に清算され、全デジタル資産で7億ドル以上のデリバティブが清算されました。
特に、ロングポジションの清算は約5億ドルに達し、過去24時間での清算総額は12億ドルを超え、今年最大のレバレッジ一掃となりました。
トランプ氏の就任に対する期待は高かったものの、ミームコインのローンチが投機熱を引き起こし、業界内外からの批判も集まりました。
暗号資産投資会社のニック・カーター氏や下院金融サービス委員会のマキシン・ウォーターズ議員は、トランプ氏の行動を非難し、暗号資産業界に対する悪影響を懸念しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/086f60ad887688619fd9b047d5490b3b1c6329e8
トランプの就任式が暗号資産市場に影響を与え、急落が発生したことについて、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、急激な価格変動が暗号資産の特性であることを理解している人が多く、冷静な分析が目立ちました。
特に、急落を「買い時」と捉える意見が多く、投資家たちは市場の変動に対して柔軟に対応する姿勢を示していました。
また、ビットコインなどの主要な暗号資産についても、今後の上昇を期待する声があり、長期的な投資の視点が強調されていました。
さらに、急騰した際には売るというシンプルな戦略を持つ人も多く、計画的な投資の重要性が再確認されていました。
一方で、失敗した投資家のコメントもあり、リスクの大きさを実感している様子が伺えました。
全体として、トランプ就任式の影響を受けた市場に対して、冷静かつ前向きな姿勢が多くのコメントから読み取れました。
ネットコメントを一部抜粋
これから買いに行くアメリカがわざわざ高値更新する事は言わないと思います。
現在失望の割に価格が下がっていないところを見ると、アメリカが買いはじめていると思いますよ。
急落すれば買い、急騰すれば売るだけです。
そりゃあれだけ急激に上昇すれば落ちるでしょうに。
ビットコインはこれからが本番やで。
2500万位まではじわじわ上げてくやろ。