韓国の尹大統領が拘置所からの強制連行を試みたが、病院訪問のため失敗。公捜処は今後、拘置所内での取り調べを計画中。
要約すると韓国の尹錫悦大統領が内乱首謀容疑で逮捕され、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」が彼を拘置所から強制的に連行しようと試みたが、空振りに終わった。
21日午後5時半、公捜処の検事と捜査官は果川庁舎を出発し、京畿道義王市のソウル拘置所に到着したが、尹大統領は憲法裁判所での弾劾審判に出席した後、国軍ソウル地区病院で診察を受けていたため、拘置所に戻ったのは午後9時を過ぎていた。
このため、公捜処は人権保護規定により取り調べを行うことができなかった。
尹大統領は前日に拘置所の医務官の診察を受け、病院での検診を予定していたが、公捜処はこの情報を把握しておらず、結果的に無駄足を踏むこととなった。
公捜処は尹大統領の動線が機密事項であったため、事前に弁護団と連絡を取るべきだったとの意見もある。
今後、公捜処は拘置所内での取り調べを検討しており、早ければ22日に再度連行や拘置所での取り調べを試みる計画だ。
尹大統領は15日に拘束され、16日と17日の出頭要請には応じず、19日と20日も拒否していた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/23756b2d32152c0971a58a6f383c81101c492354