トランプ大統領が発表したミームコイン「TRUMP」が、暗号資産業界から批判されています。利益相反の懸念や、トークンの不透明な流通が問題視されています。
このコインは、2023年1月17日にローンチされ、初値7ドルから最高75ドルまで急騰した後、38ドルで落ち着きました。
トランプ氏の妻、メラニア・トランプの公認コイン「MELANIA」も登場しましたが、こちらは苦戦し、最初の価格から急落しました。
業界内での批判の主な理由は、利益相反の可能性です。
批判者たちは、トークンを通じて個人が大統領に接触できる危険性を指摘しています。
元ホワイトハウス広報部長で暗号資産の支持者であるアンソニー・スカラムチ氏は、トランプコインが国家にとって危険であると警告しています。
さらに、ミームコインのローンチは、業界の信頼性を損なうとの意見もあり、開発者たちは一攫千金のイメージを強めることに懸念を示しています。
TRUMPトークンの80％は、発行企業CNC Digitalが管理する少数のアドレスに集中しており、これは「ポンプアンドダンプ」スキームの可能性を示唆しています。
トランプ陣営がこのトークンを「ダンプ」する計画はないとされていますが、MELANIAトークンの89％は内部関係者によって管理されており、配布の透明性に疑問が残ります。
全体として、トランプコインの登場は暗号資産業界における議論を呼び起こしており、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a21f9d7140e9258aa6078d882fcf6d4e8fb43f7
トランプ大統領のミームコイン「TRUMP」に関するコメントでは、仮想通貨に対するさまざまな意見が寄せられました。
一部のコメントでは、仮想通貨規制緩和派が二つの派閥に分かれており、一方は税金を避けたい人々、もう一方はシステムの優秀さを評価している人々であると指摘されました。
この中で、トランプ氏は前者に属するとの意見がありました。
また、日本の仮想通貨税制に対する批判もあり、収入の安定が最優先であるとの意見が示されていました。
長期的には、現在の規制緩和派がマイナスに働くとの懸念も表明されました。
さらに、トランプ氏の行動が「利益相反」に該当するという意見もあり、政策の進展がトランプコインを利することになるとの警告もありました。
ミームコインの存在についても、他の有名なコインと比較し、トランプコインに対する疑問が呈されました。
全体として、トランプ氏の仮想通貨に関する発言や行動が将来的に悪影響を及ぼす可能性があるとの意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
仮想通貨規制緩和派には二派閥あって、ただ儲けが税金で持っていかれるのが嫌な人と、送金だとか諸々のシステムに活用するうえで優秀なので今後必要になると考えてる人がいる。
完全に「利益相反」に該当しますね。
党としても仮想通貨業界としても今後の政策でも火種になると思う。
せめてミームコインと呼ばれるものがあるならDOGEやPEPEぐらいやろ？
やはり こいつは信用なしだ。