BYDが日本市場に専用設計のEVバス「J7」を発表し、EVトラック市場にも参入。2026年から展開予定。
BYDは2015年に初めて日本市場に進出し、これまでに累計350台のEVバスを導入し、日本国内のEVバス市場では7割以上のシェアを占めています。
今回の発表は、同社が日本のEVバス市場に参入してから10年という節目に行われたもので、今後はEVバスとEVトラックの両方で商用EV車両の販売を強化する方針です。
特にEVトラックについては、2026年以降にビジネス展開を始める予定です。
新たに披露された中型EVバス「J7」は、価格が3650万円で、車幅2.3メートルの日本市場に特化した設計が施されています。
また、搭載されるバッテリはリン酸鉄リチウムイオンバッテリを使用し、天井部分と後部に大容量のバッテリ(192.5kWh)を配置することで、フルフラットな床面を実現しています。
このように、BYDは日本市場での競争力を高めるために、専用設計の車両を提供し、商用EVの普及を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a96a091aae4d3b1ece34fdd6927e00a1e61c657c
コメントの内容では、BYDが発表した日本市場向けのEVトラックとバスに対する反応が多様でした。
多くの人々が、価格面での競争力を評価し、特に日野やいすゞの同サイズの電気バスと比較して2300万円も安いことに驚いていました。
しかし、安さの裏には品質への懸念があり、中華製品に対する不安が広がっていました。
自治体や公共事業での導入に際しては、税金を使うため、失敗した場合の責任の所在が重要であるとの意見もありました。
さらに、EV化の進展に対しては期待が寄せられる一方で、特にトラックの電動化には電力消費やバッテリーの持続性についての心配がありました。
解体や再利用の問題も指摘され、中国製バッテリーの信頼性について懸念が示されていました。
また、日本の公共交通に対する責任感を評価する意見もあり、BYDが日本市場に寄り添った製品を提供することに期待が寄せられていましたが、同時に国産品の重要性を再確認する声もありました。
全体として、EVトラックとバスの導入に対しては期待と懸念が交錯している状況が伺えました。