モルガン・スタンレーのCEOが暗号資産市場への参入を模索中。規制当局と協力し、安全な取引方法を検討しています。
要約するとモルガン・スタンレーのCEO、テッド・ピック氏は、同社が暗号資産市場において取引業者としての役割を果たす方法を模索していると述べました。
彼は、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムのインタビューでこの考えを明らかにしました。
モルガン・スタンレーは、約1兆6000億ドル(約248兆円)の運用資産を持ち、米財務省や他の規制当局と協力しながら、安全に暗号資産を提供する方法を検討しています。
ピック氏は、同社が高度に規制された金融機関であるため、取引業者として行動することが可能かどうかが課題であると認識しています。
また、アメリカにおける暗号資産の状況についても触れ、暗号資産業界が資産クラスとして成熟しているかどうかを評価していると述べました。
特に、流動性の重要性を強調し、これはアメリカにおけるビットコイン現物ETFの利用可能性に関連していると考えられます。
現在、アメリカのビットコイン現物ETFは合計390億ドル(約6兆円)相当のビットコインを保有しており、昨年1月から取引が開始されています。
モルガン・スタンレーが暗号資産市場にどのように関与していくのか、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/28080b4b97b212d825ae28e12b780e57aebe1385