中国と北朝鮮の貿易が減少し、両国の関係が冷え込む中、丹東市の住民たちは交流再開を切望していますが、現状は厳しいと報じられています。
要約すると昨年、中国と北朝鮮の貿易額が前年比で5%減少したことが報じられ、両国間の関係が冷え込んでいることが浮き彫りになりました。
丹東市から見える北朝鮮の新義州では、最近建設された水害被災者用の住宅が目立ち、金正恩総書記も竣工式に出席しました。
しかし、丹東の住民によれば、コロナ禍以降、貿易や往来は依然として少なく、北朝鮮への観光も再開されていないとのことです。
2024年は中朝国交樹立75周年の「友好の年」とされているものの、実際には北朝鮮がロシアに兵士を派遣するなど軍事的な関係を強める中で、経済的な交流は停滞しています。
特に、2016年に設立された中朝貿易区では電子商取引が注目されていたものの、新しい橋の開通が遅れ、コロナの影響も重なり、貿易環境は厳しさを増しています。
地元の建材業者や内装業者は、北朝鮮からの客が減少し、商売が悪化していると訴えています。
彼らは国の政策の変化を待ち望んでおり、橋が開通すれば状況が改善されると期待しています。
しかし、国境の街では多くの人々が交流再開を待ち望んでいるものの、実際に関係が修復されるかどうかは不透明な状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ddf53774365a29f9aa562207d37baf5c5d05c71