トルコのカルサンが製造する電気バス『e-JEST』が、日本市場に新たな選択肢として登場。小回りの利く設計と日本仕様への改良が魅力。
カルサンは1966年に設立され、バスを主力商品としてきましたが、最近では欧州の乗用車メーカーの生産も手掛けています。
特に注目すべきは、e-JESTが2018年に発表されたカルサン初の電気バスであり、4輪独立懸架サスペンションを採用している点です。
この設計により、小回りが利き、乗り心地も良好です。
日本国内では、BYD製の電気バスが多く見られますが、トルコ製のe-JESTは新たな選択肢として注目されています。
導入に際しては、まず右ハンドルのプロトタイプが作成され、長野県伊那市や栃木県那須塩原市で実際に運行が始まっています。
また、JRバス関東がメンテナンスを担当し、日本仕様に合わせた改良が加えられています。
e-JESTはフロントモーターの前輪駆動方式を採用し、バスとしては珍しい設計が特徴です。
これにより、路線バスに求められる小回り性能も確保されています。
カルサンは、BMWと提携してモーターを供給してもらっており、技術面でも高いレベルを維持しています。
日本市場における電気バスの選択肢が増える中、カルサンのe-JESTは、トルコ製の信頼性の高い製品として、今後の展開が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d99b72dcb1e8fced3b3a9b930589fb300d407174
トルコ製の電気バス『e-JEST』が日本市場に登場したことに対するコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントがバッテリーの性能や使用環境に関する期待と懸念を表明していました。
例えば、トルコの気候が東京に似ているため、バッテリーの使用推奨温度から大きく外れないことが期待され、バス会社にとって選択肢が増えることは良いことだとする意見がありました。
このように、気候条件が電気バスの運用にプラスに働くのではないかという見方がありました。
しかし、過去の技術的な課題についても言及され、特に舵角やサスペンションの動きが影響を及ぼしやすい点について懸念が示されました。
さらに、エアコンを使用した場合の航続距離に関する不安もあり、ディーゼルバスの長寿命と比較して、EVバスのバッテリー寿命に疑問を持つコメントもありました。
このように、期待と不安が入り混じった意見が多く見られ、今後の運用に対する関心が高まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
トルコは東京と似たような気温だからバッテリーの使用推奨温度から大きく外れない。
舵角とサスの動きでCVやそのブーツが破損しやすいから普通のバスは後輪駆動でリジッド。
ユニットの幅が小さい→タイヤの切れ角度が取れるんだね。
エアコン使っても、航続距離確保できるのかな?
トルコ行進曲を流すと更によく曲がる?はないか!