書き損じはがきの交換制度は認知度80%だが、実際の利用は60%にとどまる。理由には心理的障壁が影響。
この書き損じはがきには、郵便局で切手やはがきと交換できる制度が存在しますが、その利用状況についての調査が行われました。
フタバ株式会社が実施したアンケート調査によると、書き損じはがきの交換制度の認知度は約80%に達していますが、実際にこの制度を利用したことがある人は60.5%にとどまっています。
認知度が高いにもかかわらず利用が少ない理由としては、「貧乏臭さを感じる」「面倒だと思う」「手数料がかかることや、手書きの内容をそのまま交換することに抵抗がある」といった意見が挙げられています。
一方で、交換を行う人々からは「お得なサービス」「もったいないから交換したい」といった前向きな理由が聞かれました。
交換頻度に関しては、「毎年交換する」と「2~3年に1回」が同率の42.6%で最多となり、特に「毎年交換する」人は、忘れないようにこまめに行うことを心掛けていると述べています。
しかし、2~3年に1回の人々は「書き損じが少ないため、まとめて交換する」といった理由を述べており、世間体を気にして交換頻度を控える傾向も見られました。
また、長期保管派の人々は「溜まってから行く」といった理由で、頻繁には交換しないことが多いようです。
このように、書き損じはがきの交換制度は広く知られているものの、利用状況にはさまざまな心理的な障壁が存在していることが明らかになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b6e9419b99fd2f53a65cf0ae27fc34df6ee7b74
コメントでは、書き損じはがきの交換制度に関する認知度や利用状況が多様に語られていました。
特に、20~30年前のアニメや漫画のエピソードを通じて、交換制度を知ったという人が多かったです。
実際に交換を行ったことがある人は少なく、年賀状の送り先や文面をプリントすることが一般的になったため、書き損じのリスクが減少しているとの意見もありました。
また、交換した際に得られる切手やはがきが、日常生活で使う機会が少ないため、交換に行くことが億劫だと感じる人もいました。
さらに、昔は書き損じはがきを切手に変えて通信販売で利用していたが、現在はそのような使い道が減っているため、交換制度の利用が減少していることも指摘されました。
中には、手数料を引いた返金を希望する声や、未使用の年賀状をメルカリで売ったという経験を語る人もいました。
このように、書き損じはがきの交換制度は、知っている人は多いものの、実際の利用は限られていることがわかりました。
ネットコメントを一部抜粋
20~30年くらい前の「ちびまるこちゃん」で、まる子が書き間違えた年賀状を郵便局に交換しに行くってエピソードがあった。
実際に自分が書き損じ年賀状を交換に行ったことがあるかというと、無いなぁ。
交換は切手か葉書になる。
年賀状以外の郵便物を出さない人にとっては使うあてのない物だから交換しないというのも理由のひとつだろう。
昔は応募に使ってたけど今はスマホで応募ばかりだし。
書き損じ、昔は5円だったが今回値上げしたと聞いて10円くらいかなと思ったら「6円」だった。