インドのGaganyaan計画、宇宙飛行士搭乗カプセル完成

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インドが有人宇宙飛行計画「Gaganyaan」のカプセルを完成。2026年以降に宇宙飛行士を打ち上げる計画で、無人飛行試験も行われる。

要約するとインド宇宙研究機関(ISRO)は、2023年1月22日に有人宇宙飛行計画「Gaganyaan」(ガガンヤーン)で使用される宇宙飛行士搭乗用カプセル(クルーモジュール)の完成を発表しました。

このクルーモジュールには、姿勢や軌道を制御するための液体推進システムが装備されており、大気圏再突入後の安全な降下を実現します。

降下時にはパラシュートが展開され、無事に着地することが可能です。

クルーモジュールは今後、ヴィクラム・サラバイ宇宙センターに輸送され、通信、航法、電力管理に必要な電子機器が搭載される予定です。

その後、スリハリコタのISRO宇宙港に送られ、軌道モジュールと統合されることになります。

インドは2026年以降に1人または2人の宇宙飛行士を地球低軌道(LEO)に送る計画であり、その前に4回の無人飛行を実施することになっています。

最初の無人飛行試験「Gaganyaan-1(G1)」では、クルーモジュールとサービスモジュールの動作や再突入、パラシュート展開、ベンガル湾への安全な着水を試験します。

このG1には人型ロボット「Vyomitra」が搭載される予定です。

インドは2025年に10回の軌道打ち上げを計画していますが、G1に続く「Gaganyaan-2(G2)」および「Gaganyaan-3(G3)」の無人試験飛行はこの計画には含まれていません。

Gaganyaanに搭乗する宇宙飛行士(Vyomnauts)候補者4人もすでに発表されています。

もともとの計画では、2024年第3四半期にG1を実施し、2025年に有人飛行を行う予定でしたが、2026年以降に延期されることが明らかになりました。

Gaganyaanが成功すれば、インドは米国、ロシア、中国に続いて独自に宇宙飛行士を打ち上げた4番目の国となります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7645bb0a3b0d9c21c7bed4a9279bb9b0dab62108

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