埼玉自動車大学校が東京オートサロン2025に出展した「YARIS Jr χ」は、トヨタのiQを基にしたコンパクトカーで、カワサキエンジンを搭載し、FR化されるなど大幅に改良されています。
この車両は、過去のオートサロンに出展したモデルをさらにアップグレードしたもので、全長3mというコンパクトなサイズながら、非常に高いパフォーマンスを誇ります。
埼玉自動車大学校は、専門的な自動車整備技術を学ぶための学校で、毎年オートサロンに出展しており、過去には数々の部門優勝を果たしています。
YARIS Jr χは、トヨタのGRヤリス風の外装を持ち、ボディカラーは「GRスープラ」の純正色「ライトニングイエロー」に変更されています。
エンジンにはカワサキの「ニンジャ ZX-14R」から流用した1.4リッター直列4気筒エンジンを搭載し、1万回転で200馬力以上を発揮します。
また、iQは前輪駆動ですが、YARIS Jr χは後輪駆動に改装されており、特にレーシングドライバーの谷口信輝選手の要望に応じてフロントエンジン配置に変更されています。
制作過程では多くの補強が施されており、運転席周辺や燃料タンク付近に特に工夫が凝らされています。
さらに、埼玉自動車大学校のブースには、谷口選手が走らせたスーパーGT300車両も展示されており、同校が持つ技術力と情熱を示しています。
加えて、もう一台のカスタムカー「ミクチーノ」も出展されており、こちらはスズキ「カプチーノ」をベースにしたもので、サーキット走行ができる仕様に改良されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8d6f45e508fe3771cea9aef5d95cce545b0828c3