ヒョンデの新EV救助車「GV60 MIV」登場

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ヒョンデが発表した「GV60 マウンテンインターベンションビークル」は、雪山での救助活動向けに設計されたユニークなEVコンセプトです。スノートラックシステムを搭載し、過酷な環境でも安定した走行が可能です。

要約すると2025年1月24日、韓国のヒョンデグループがスイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)において、同社のクロスオーバーSUV「GV60」を基にした新しいコンセプトモデル「GV60 マウンテンインターベンションビークル(MIV)」を発表しました。

このモデルは、厳しい気象条件や起伏の多い地形での救助活動を目的に設計された特異な電気自動車(EV)です。

展示された実車は、スノートラックと呼ばれるユニークなタイヤシステムを搭載しており、走行中にキャタピラーのように変形し、広い接地面を維持することで、悪路でも安定した走行を実現します。

これにより、雪山などの過酷な環境での救助活動が効率的に行えるとされています。

さらに、「GV60 MIV」は、極低温下でも充放電能力を維持し、外部電気機器への給電が可能なV2L(Vehicle-to-Load)機能も装備しています。

車両の保護にはカーボンファイバー製のフェンダーフレアが採用され、広大なラゲッジスペースやルーフラックも装備されており、救助活動に必要な機能が充実しています。

ただし、このモデルはワンオフのコンセプトカーであり、量産される可能性は低いとされています。

それでも、搭載された先進技術は今後の「GENESIS」新型車に反映される可能性があり、特にスノートラック技術は他の分野でも応用されるかもしれません。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22d3a82277806dc58ad6367384e6a000a1604a74

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