サイバーフェリックスが全国の小中学校を対象に、無料でデジタル・シティズンシップ教材「DQ World」とオンラインテスト「DQ ASSESSMENT」を提供する実証実験プログラムを開始します。
要約するとこどもとIT株式会社サイバーフェリックスは、全国の小中学校や教育委員会を対象に、デジタル・シティズンシップを育成するためのオンライン教材「DQ World」とオンラインテスト「DQ ASSESSMENT」を無料で利用できる実証実験プログラムを開始すると発表しました。
このプログラムは、2025年4月1日から12月31日までの期間に実施され、参加者には利用する児童生徒分のアカウントが貸与され、年間活用計画やワークショップに参加することができます。
参加要件としては、学習効果を測定するためのアンケートへの協力に加え、活用事例や導入効果に関するウェビナーへの登壇、インタビューへの協力、DQ World学習指導案の改善への協力のいずれかが求められます。
DQ Worldは、アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットを通じて、楽しくデジタル・シティズンシップを学ぶことができ、学習を修了するとスコアに基づくレポートが発行されます。
一方、DQ ASSESSMENTは、情報モラルの理解度や行動パターンをスコア化できるオンラインテストで、選択式のため短時間で実施可能です。
受験後は即時にスコアが表示され、再受験することで成績の推移を確認できます。
サイバーフェリックスは、経済産業省のEdTech導入補助金や独自のDQ実証実験プログラムを通じて、GIGAスクール構想に基づく情報モラル教育の普及に努めており、2021年から提供を開始した「DQスクールパッケージ」は、2025年1月時点で590校以上に導入されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7693fd477d2c73c90797509f02708115cffd9d21