静岡工科自動車大学校の学生が手がけたEVカスタム「モンスターEK X」が東京オートサロン2025で注目を集め、約50cmのリフトアップが話題に。
このカスタム車両は、約50cmの車高を上げたモンスタートラックスタイルに仕上げられており、学生たちの創造力と技術力が光っています。
製作チームは3年生の12人で構成され、アイディア出しからリーダーを選出し、3つのチームに分けて作業を進めました。
これまでEVのカスタム経験がなかった同校にとって、三菱からの車両提供を受けての初めてのEVカスタムとなりました。
コンセプトは「EVからどれだけイメージを変えられるか」であり、アメリカのモンスタートラックをイメージした大胆なデザインが特徴です。
最大のポイントはその圧巻の20インチ(約50.8cm)のリフトアップで、ボディを300mm持ち上げ、サスペンションの延長と大径タイヤで200mmを加え、合計で約500mmの高さを実現しています。
このリフトアップは外観イメージを強調するために行われており、通常のオフロード車とは異なるアプローチで実施されています。
具体的には、モーターと変速機をボディから30mm下方に吊り下げるという方法を取り入れ、エンジンルーム内に新たな空間を作り出しました。
これにより、配線や冷却水の配管の延長が必要となるなど、EVカスタムならではの工夫が見られます。
公道走行は考慮されていないものの、ステアリング系は作動可能で、実走行も実現できる仕様となっています。
このように、学生たちの努力と創意工夫が結実した「モンスターEK X」は、東京オートサロンでの注目を集める一台となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8c43b961343e608cf85abfdac734cdaf4b065a78
「モンスターEK X」に関するコメントは、さまざまな視点からの意見が集まりました。
多くの人がこのカスタムカーの見た目のインパクトに注目しつつ、車内の改造が少ないことに疑問を持っていました。
例えば、あるコメントでは「アートサロンでは見た目のインパクトが重視される印象がある」と述べ、車内のフルバケなどの改造があれば印象が変わるのではないかと提案していました。
また、EVにこだわって制作されたことに対して、ベース車であるデリカミニの方がインパクトがあると感じた人もいました。
さらに、改造の合法性についての意見も多く、あるコメントでは「派手ではあるが違法改造ではないか」との懸念が示されました。
公道での走行が可能であることが重要だという意見もあり、クローズドの敷地内での展示であれば問題ないとの見解がありました。
イベント後の活用方法についても疑問が呈され、「この手の車はイベントが終わった後どうするのか」といった声がありました。
全国各地でイベントが続くため、しばらくは回るだろうとの予想もありましたが、長期的な活用については不安視されていました。
さらに、学生が制作した作品であることから、「この経験が就職先で生きてくるのか」という心配の声もありました。
全体として、コメントはこのカスタムカーに対する興味や期待と共に、実用性や将来性についての懸念が多く含まれていました。
ネットコメントを一部抜粋
アートサロンって、見た目インパクトある車作ったもん勝ちみたいな印象あった・・・
毎度の”目的が不明の何なのかわからない工作”になっていた。
派手は良いが、違法改造だよね?
この手の車ってイベントが終わったらどうするんだろう?
公道走れない様なコンセプトでは作る意味あるのかな?