トヨタ系部品メーカー5社の業績予想が発表され、3社は上方修正する中、大豊工業は赤字幅が拡大。事業基盤に差が表れています。
この中で、フタバ産業、愛三工業、中央発條の3社は、売上高と全利益段階を上方修正しました。
これらの企業は、トヨタの減産の影響を受けつつも、円安の恩恵や新製品・新事業の展開によって収益を増加させています。
特に中央発條は「スタビライザー」と呼ばれる足回り部品の新製品が好調で、愛三工業はデンソーから取得した燃料ポンプ事業が収益を押し上げています。
両社は体質改善策も成功しており、中央発條の取締役は原価低減の成果を強調し、愛三工業の役員はサプライチェーンの競争力強化に自信を示しています。
一方、大豊工業は中国やタイでの業績不振に加え、環境対策費用や子会社の製品保証引当金などの特別損失を計上し、当期損益の赤字幅が拡大しました。
具体的には、赤字が前回予想比で11億円悪化し、40億円に達する見込みです。
前期は17億円の黒字だったため、厳しい状況です。
24年4―12月期の連結決算では、愛三工業と中央発條が過去最高の売上高と各利益段階を更新しましたが、大豊工業と東海理化、フタバ産業は減収・営業減益となっています。
ファインシンターは監査手続きに時間がかかり、決算発表は2月12日に予定されています。
このように、トヨタ系部品メーカー間で業績に明暗が分かれ、事業基盤の強さに差が見られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad209e9305ca47022c83883c2cfa8c5ec316cee5
トヨタ系の部品メーカーに関するコメントでは、業績の明暗が分かれていることが強調されていました。
特に大豊工業の赤字拡大が目立ち、他の中堅メーカーも厳しい状況にあることが指摘されていました。
デンソーやアイシンのような知名度の高い企業と比較される中で、地元の町工場的なイメージが強いトヨタ系の中堅部品メーカーは、今後の経営が不安視されていました。
コメントの中には、合併や統合を提案する声もあり、取引先にとっても分かりやすくなるという意見がありました。
また、過去の爆発事故の影響や、国による出荷停止の問題についても言及され、これらが企業の業績にどのように影響しているのかが懸念されていました。
フタバのように過去に経営危機を経験した企業もあり、トヨタ様様の仕事をしている企業が厳しい状況にあるとの意見もありました。
全体的に、トヨタ系部品メーカーの将来に対する不安や、戦略的な対応の必要性が感じられるコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
デンソーアイシンのように世界でドーンと知れた会社と違い地元町工場イメージ強くいまいちパッとしないトヨタ系中堅部品。
中発は近年あったら爆発事故の影響はもうないのかな?
国にめちゃくちゃ出荷止められてたからなー。
さすがにどうしようもない。
フタバは数年前に潰れかけたからなぁ。
トヨタ様様の仕事をしている企業はダメでしょうね。