韓国国防省が、ロシアに派兵された北朝鮮軍の一部がウクライナ前線に投入された可能性を示唆。米メディアも北朝鮮兵の活動を報道しており、戦況が注目されている。
この情報は、30日に報告を受けた韓国の国会議員によって明らかにされました。
具体的な詳細は不明ですが、米CNNテレビは29日、西側当局者の話として、少数の北朝鮮兵がウクライナ国内に入ったと報じており、その中には「相当数が活動を始めている」との見解も示されています。
特に、北朝鮮軍がウクライナの激戦地である露西部クルスクに入ったことが確認されており、今後の戦況が注視されています。
さらに、一部の欧州メディアは「北朝鮮兵に戦死者が出た」と伝えていますが、韓国の国防情報本部はこの情報を裏付けるものはないとしています。
北朝鮮の部隊が本国から離れた慣れない地域で独自に戦闘を遂行することは難しいとされ、ロシア軍との混合編成で行動する可能性が高いと分析されています。
米韓当局は引き続き戦況を注視し、北朝鮮部隊の実際の交戦が確認されるかどうかが焦点となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/04ad2b2b3fc1171931e94b97276caa145d26913f
北朝鮮軍のロシア派兵とウクライナ戦線への投入に関するコメントは、さまざまな懸念や見解を示していました。
まず、言葉の問題があるため、混成部隊の運用は難しいという意見がありました。
韓国軍がベトナム戦争に参戦した際の経験を引き合いに出し、北朝鮮軍もまとまった単位で活動する可能性が高いと指摘されていました。
また、実戦経験が乏しい新兵が多く、ドローン攻撃や塹壕戦に対する対応ができないため、前線での戦死者が多数出るだろうとの意見もありました。
さらに、北朝鮮兵士が投降するケースも多くなると考えられ、ウクライナ側がこの状況をどう活用するかが重要だとの見解もありました。
戦術や装備の違い、土地勘の欠如から、北朝鮮軍を重要な任務に使うのは難しいとのコメントもあり、彼らは「使い捨ての突撃兵」として扱われる可能性が高いとの指摘がありました。
金正恩氏の面子やロシアへの恩を考慮すれば、北朝鮮軍の派遣は軽視できないとの意見もありました。
全体として、北朝鮮軍の投入は多くのリスクを伴い、戦死者や投降者が出ることが予想されるため、慎重な対応が求められるとの結論に至っていました。