落合博満氏と名和民夫氏がバットの現状や職人の意識改革について対談。アオダモの枯渇やメープルの需要増加についても触れ、変革期にあるバット職人の重要性を語りました。
要約すると落合博満氏が自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」で、バット職人の名和民夫氏との対談を行いました。
この対談は「博満の部屋」の第9回として配信され、プロ野球界のバットに関する現状や、職人としての意識改革について深く掘り下げられました。
名和氏は、かつて主流だったアオダモの枯渇問題に言及し、北海道の高齢化や国有林化が影響していることを説明しました。
現在、日米の球界ではメープルやホワイトアッシュが主流ですが、これらも減少傾向にあります。
名和氏によると、メープルが約7割、ホワイトアッシュが約1割5分を占めているとのこと。
落合氏は、メープルの需要が高まる中での持続可能性について質問し、名和氏はアメリカの広大な面積から考えると枯渇することはないと答えました。
また、バットの材質の違いが打ち方にも影響を与えていることを指摘し、名和氏は現代の技術を後輩に伝える重要性を強調しました。
彼は「今までの常識が全く通用しなくなってきた」と述べ、変革期にあるバット職人の意識改革の必要性を訴えました。
この対談は、プロの選手が使用するバットの背景や、職人としての責任感、そして未来への展望を考える貴重な機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/948cc8f363ab282fb4309d11725badf32726993c