韓国国防長官がウクライナへの参観団派遣を軍の義務とし、北朝鮮のロシア派兵を強く糾弾。韓米の合同演習に北朝鮮の核使用シナリオを組み込む方針も示され、地域の安全保障を強化する意向が表明された。
この発言は、韓米安保協議会議(SCM)後の共同記者会見で行われ、北朝鮮のロシア派兵に対する強い糾弾が含まれています。
韓国と米国は、北朝鮮とロシアの軍事協力が地域の不安定を深めていることに懸念を示し、国際社会と連携してこれに対処する方針を確認しました。
特に、北朝鮮がロシアに派兵する可能性が高まる中、韓国はウクライナにおける戦況を分析するための情報収集を行う必要があるとしています。
キム長官は、過去の戦争における参観団派遣の例を挙げ、北朝鮮軍の動向を把握することが韓国軍にとって有益であると強調しました。
さらに、韓米は今後の合同演習に北朝鮮の核使用シナリオを組み込むことを決定し、北朝鮮の核の脅威に対する備えを強化する意向を示しました。
オースティン米国防長官も北朝鮮軍の動向について言及し、今後の戦闘投入の可能性について注視する必要があると述べました。
共同声明では、韓米間での防衛産業協力や、インド太平洋地域における安全保障協力の強化も確認され、北朝鮮の挑発行為に対して強い姿勢で臨むことが明言されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb586df8a1180137936e5a65dde88f3653d9aa72
韓国国防長官がウクライナ派遣を軍の義務と強調したニュースに対するコメントでは、韓国がロシアや北朝鮮の動向に対して強い危機感を持っていることが伺えました。
特に、北朝鮮が中国と結んだ協定や、ロシアとの連携についての懸念が多く寄せられ、韓国が自国の安全を守るために動き出したのではないかという見方がありました。
ウクライナとの関係を築くことが、韓国の国益に基づいているとの指摘もあり、単なる支援ではなく、自己防衛のための行動と捉えられているようです。
また、韓国の陸軍力についても言及があり、常備軍や予備役の規模が大きいことが強調されました。
これにより、韓国がもし直接的な支援に踏み切った場合、大量の西側兵器が流入する可能性があるとの意見もありました。
一方で、韓国のウクライナ派遣に対しては、名称や派遣の内容について疑問を呈する声もあり、特に「参観団」という名称が不適切だとする意見もありました。
全体として、韓国の動きには自国の利益が色濃く反映されているとの見方が多かったようです。