アストンマーティンDB6シューティングブレークのオークション結果とその背景

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1966年製アストンマーティンDB6シューティングブレークがオークションに出品され、44万3750ユーロで落札。オーナーの愛犬のために特別に製作された希少車両の歴史が明らかに。

要約すると2025年2月4日にフランス・パリで開催されたRMサザビーズオークションに、1966年製のアストンマーティン「DB6 シューティングブレーク」が出品されました。

この車両は、オーナーが愛犬のために特別に製作したもので、製造されたのはわずか3台のみ。

特に注目すべきは、左ハンドル仕様がこの1台だけという点です。

オーナーのデイビッド・ブラウン氏は、1960年代に愛犬を快適に乗せるために、コーチビルダーのラドフォード社に改造を依頼しました。

当初、ラドフォード社は「DB5」をシューティングブレークに改造しましたが、DB6への改造はさらに希少性を増しました。

FLMパネルクラフト社が手掛けたこのモデルは、より実用的なデザインを持ち、特にF1ドライバーのイネス・アイルランド選手が最初の1台を購入しました。

このDB6シューティングブレークは、ベースとなった1965年モデルのDB6サルーンを改造したもので、パシフィックブルーのボディにベージュのコノリーレザーが施されています。

最初はアメリカのテキサス州で納車された後、数人のオーナーを経てオランダで一部が分解された状態で発見されました。

その後、フランスのコレクターが購入し、イギリスのスプレーテック社によって約15か月かけて修復されました。

最終的にオークションでは、予想落札価格55万ユーロから70万ユーロ(約8945万円から1億1385万円)に対し、44万3750ユーロ(約7080万円)で落札されました。

このオークションは、アストンマーティンの歴史とそのユニークなモデルの価値を再認識させるものでした。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f130725280c242867d1ef8c480e50c39bea5966f

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