英語教育の新潮流:増加する国際コース小学校の実態

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日本の小学校で英語の「国際コース」が増加中。プリスクールの影響で英語力を持つ子どもが増え、授業料の格差も懸念される。

要約すると近年、日本の小学校において「国際コース」が増加している背景には、英語の保育施設「プリスクール」の影響がある。

従来、英語力のある子どもは帰国生が中心だったが、プリスクールの普及により、英語で学ぶことができる未就学児が増加している。

これに対応する形で、小学校でも英語で教科学習を行う国際コースが次々と開設されている。

例えば、2026年には東京・北区の星美学園小学校が「サレジアン国際学園小学校」としてインターナショナルクラスを新設し、英語による授業を強化する。

インターナショナルコースでは、英語での授業を受けることで、子どもたちは英検3級・4級相当の英語力を身につけることが期待されている。

さらに、サレジアン国際学園小学校で学んだ児童は、そのまま同校の中学校・高等学校のインターナショナルコースに進学でき、12年間にわたって国際教育を受けることができる。

このように、都内近郊を中心に増えている国際コースは、私立学校を中心に広がりを見せており、日本の初等教育において新たな潮流を形成している。

これらの動きは、英語教育に対する需要の高まりや国際化の進展を反映しており、今後もこの傾向は続くと考えられる。

しかし、高額な授業料(年150万~250万円)による格差の懸念も浮上しており、教育の機会均等が求められる時代において、どのように対処していくかが課題となっている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/037bbf0f56c558f55ecfd4b8e0df9fe4c8a0ab94

ネットのコメント

コメントの中では、小学校から英語を学ぶことに対する賛否が分かれました。

英語教育の必要性を感じる人もいれば、母国語の基礎がしっかりしていないと第二外国語の習得が難しいという意見もありました。

特に、移民が多い英語圏の小学校では、母国語の理解が不十分な状態での英語教育が効果的でないと指摘されていました。

また、成長期の脳に外国語を早くから持ち込むことで、母国語の能力が影響を受ける可能性があるという意見もあり、国語教育の重要性が強調されました。

さらに、英語だけに力を入れることが他の教科の学力低下を招く懸念も示され、全体的にバランスの取れた教育が求められるとの考えが多かったです。

一方で、東京などの大都市での国際コース小学校の増加が一般的な日本人の英語能力に大きな影響を与えるとは限らないという意見もあり、格差の問題にも触れられていました。

全体として、英語教育のあり方について多様な視点が交わされ、教育の質や平等性についての議論が行われていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 英語は、中学高校レベルの文法や構文が出来ていて、さらに大学受験を経験していれば、英語が必要になった時に勉強すれば間に合います。

  • 英語の指導をしている先生は、まず母国語がしっかりしていないと第二外国語もちゃんと身につかないと言っています。

  • 成長期の脳に早くから外国語を持ち込むと、脳に染み込む母国語の素養がやせ細る。

  • 英語だけできて他の教科が悲惨だったら、もう詰んだと一緒。

  • 一般的な日本人の英語に対する意識や能力が今後ガラッと変わることは無いですよ。

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