Googleアシスタントが生成AI「Gemini」へ完全移行。2025年には従来版が使用不可に、AI機能の新たな体験を提供予定。
この移行は数ヶ月をかけて行われ、2025年内には従来のGoogleアシスタントがほとんどのモバイルデバイスで使用不可となり、アプリストアからもダウンロードできなくなる予定です。
Geminiの動作要件はAndroid 10以上かつ2GB以上のRAMを搭載したデバイスに限られており、これを満たさないデバイスは対象外となります。
Googleアシスタントは2016年に発表され、自然言語処理と音声認識技術を駆使してユーザーにサポートを提供してきましたが、約10年後の現在、生成AIによる新たなプラットフォームへの転換が進んでいます。
すでに多くのユーザーがGeminiに移行しており、新しいAI機能の有用性を実感しているとされています。
今後、Googleはタブレットや自動車、ヘッドフォン、腕時計などのスマートデバイスもGeminiにアップグレードする計画を立てています。
また、スピーカーやディスプレイ、テレビなどのホームデバイスにもGeminiを搭載し、ユーザーに新しい体験を提供する予定です。
これらのデバイスでは、移行の間、従来のGoogleアシスタントが引き続き利用可能です。
Googleによると、Geminiは従来のGoogleアシスタントをはるかに超える能力を持ち、AIならではの新しい支援を提供できるとのことです。
具体的には、自由な双方向マルチモーダル会話を可能にする「Gemini Live」や、個人の研究アシスタントとして機能する「Deep Research」などの新機能が紹介されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d52e8743fd67c47204de124292e52ab5f8f3df2a