OpenAIが「AIネイティブ大学」を推進し、滋賀大学がChatGPT Eduを全学導入することを発表しました。教育現場でのAI活用が進む中、学生の学習支援が強化されます。
要約するとOpenAI Japanは17日に「OpenAI Education Forum Tokyo」を開催し、教育機関での生成AI活用事例や今後の展望について議論しました。
OpenAIは2015年に設立され、GPTシリーズの開発を経て、2022年に一般向けの「ChatGPT」を公開しました。
現在、世界中で毎週4億人がChatGPTを利用しており、その多くが35歳以下の若者で、特に大学生が中心となっています。
OpenAIは「AIネイティブ大学」という概念を提唱し、AIを教育現場に深く統合することを目指しています。
この大学では、学生や教職員がAIと対話しながら学びを進め、教育、研究、大学運営の各分野でAIが活用されます。
具体的には、AIを用いた個別最適化された学習や模擬面接支援が行われ、教員はカリキュラムの構築や資料管理にAIを活用することができます。
すでにアメリカの大学ではChatGPT Eduの導入が進んでおり、アリゾナ州立大学では250以上のプロジェクトが実施されています。
日本では滋賀大学が4月1日からChatGPT Eduを全学部に導入し、プログラミング教育や語学学習支援に活用する計画です。
フォーラムでは、AIが教育の創造性を高め、学生の学習意欲を引き出す可能性についても議論されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a45d031de998a993c46bfc18e60d46f5b9a98570