中古EV購入時のバッテリー劣化確認法と選び方
バッテリーの状態は、走行距離や年式だけでは判断できず、使用状況によって大きく異なります。
劣化が進んだバッテリーは、交換に数十万円から100万円以上の費用がかかることもあり、購入者にとっては死活問題です。
特にハイブリッド車では、ユーザーがバッテリーの状態を確認する方法が限られており、診断機を使って内部データをチェックする必要があります。
一方、EVの中には、リーフのようにメーターでバッテリー容量を確認できるモデルや、テスラのアプリで確認できるものもありますが、メーター上の表示はあくまで大まかなもので、実際の最大容量からの減少は反映されないこともあります。
厳密な数値を知るためには専門的な診断が必要です。
専門店ではバッテリーの状態をチェックし、そのデータを提供するところもあるため、状態が気になる場合はこうした店舗を利用することが推奨されます。
また、ディーラー系の中古車店では、駆動用バッテリーを含む手厚い保証を提供している場合が多く、バッテリーの状態を事前に確認し、一定以下の容量の車両は販売しないという方針を取っていることが一般的です。
したがって、安心して中古EVを購入するためには、ディーラー系の保証付き車両を選ぶことが最も賢明な選択となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03729983d7fabcd65eed0b4117becc4d6055ea82
中古EVの購入に関するコメントでは、バッテリーの劣化状態を確認することが非常に重要だとされていました。
特に、バッテリーの残容量はあくまで推定値であり、実際の性能は温度や劣化の度合いに影響されるため、単なる%の数字を鵜呑みにすることはできないという意見が多くありました。
また、バッテリーの劣化は単に容量が減るだけでなく、瞬時に取り出せる最大電力や充電速度にも影響を与えると指摘されていました。
これにより、例えば70%まで劣化したバッテリーが新品同様の性能を持つわけではないと強調されていました。
さらに、実際に中古EVを購入したユーザーからは、ディーラーでのバッテリー点検の重要性や、三菱の無償交換規定についての言及がありました。
これにより、8年以内の車両であれば、70%以下のバッテリーが店頭に並ぶことはないと安心感を持って購入できるとの意見もありました。
しかし、今後は古いモデルの中には劣化が進んでいるものも出てくる可能性があるため、事前の点検が不可欠であるとの警告もありました。
また、EV用の劣化したバッテリーを家庭用充電池として再利用する取り組みについても、実際には急速に劣化が進むケースがあるため、慎重になるべきだとの意見がありました。
新車EVに対しても、信頼性の面で不安を感じるコメントが見受けられ、特定のメーカーに対する信頼性の差についても言及されていました。
中古EVの購入を検討する際には、使用目的や住環境を考慮し、特にバッテリーの状態を確認することが重要であるという結論が多くのコメントに共通していました。
セカンドカーとしての利用や、特定の条件下での使用ではお得感があるとの意見もありましたが、全体としては慎重な判断が求められるとの意見が多かったです。