中国のBYDが月間販売台数50万台を超え、2024年通期で400万台突破が見込まれています。EVとPHVに特化し急成長中です。
BYDは独自のハイブリッド技術「DM-i」を搭載したプラグインハイブリッド車(PHV)の人気が高く、これが同社の成長を支えています。
2024年1月から10月までの累計販売台数は325万500台に達し、前年同期比で36.5%の増加を記録。
もしこのペースが続けば、通期の販売台数は400万台を超える見込みです。
BYDは2022年4月にエンジン車の生産を中止し、EVとPHVに特化しています。
これにより、同社は急成長を遂げ、2021年からの販売台数は急激に増加。
2021年には73万台、2022年には187万台、2023年には302万台を販売し、世界の自動車メーカーのランキングでもトップ10入りを果たしました。
さらに、2023年7〜9月期の決算では、売上高が前年同期比24%増の2011億2500万元(約4兆3186億円)に達し、初めてアメリカのテスラを上回る結果となりました。
しかし、純利益や時価総額では依然としてテスラとの差が存在します。
BYDはバッテリーEV(BEV)だけでなくPHVも手がけることで、幅広い市場に対応しています。
市場調査によると、2024年4〜6月期のBEV市場ではテスラが19.1%のシェアを持つ一方、BYDは18%で続いています。
PHVに関しては、BYDが36.1%のシェアを獲得し、世界首位を独走しています。
これにより、BYDは今後も成長を続けることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/264f9b955f6b4861cd49575c28db2adc3cef60ed
BYDが月間販売台数50万台を超えたことに関するコメントでは、様々な意見が寄せられました。
多くの人々が中国の自動車メーカーの急成長に驚きつつも、日本市場におけるBYDの進出に期待を寄せる声がありました。
特に、BYDのPHV(プラグインハイブリッド車)に対する評価が高く、日本でも安価で販売されることを望む意見が多く見られました。
また、BYDの車両がユーロNCAPで高評価を得ていることが安心材料として挙げられ、品質に対する信頼感が示されました。
さらに、人口が多い中国市場の特性から、国産車が主流になるのは必然であるという意見もありました。
トヨタのハイブリッド技術については評価されつつも、競争力の維持が難しくなるとの懸念も表明されました。
特に、自動運転技術やバッテリー開発において中国メーカーが優位に立つ可能性が指摘され、日本メーカーの保守的な姿勢が問題視される場面もありました。
BYDの快進撃が続く中、他の中国メーカーの動向にも注目が集まり、特に吉利の日本市場参入に期待する声もありました。
一方で、日本市場での中国製品に対する不安も根強く、品質や信頼性に懸念を抱くコメントも多く見受けられました。
中国製品に対する偏見や過去の実績から、BYDが日本でどれほど受け入れられるかは疑問視されることもありました。
全体として、BYDの成長を祝う一方で、日本の自動車業界に対する厳しい見方がありました。
ネットコメントを一部抜粋
BYDのPHVは世界首位を独走とのことですが、日本のカーボンニュートラル達成のためにも、是非安価で販売してほしいですね。
人口が日本の10倍以上ある国の庶民が自動車を使うようになれば、国産の安い方がいいよねってこと。
トヨタはHVはすごく良く出来てるんだけど、コンソールがガラケー状態なのを改善しないとやばいと思った。
BYDの快進撃はもうわかったから、他の中華メーカーも報じてほしい。
日本での先月の販売台数はわずか153台で、中国製品がヤバい物だとちゃんと認識している。