ホンダのプロジェクトBIG-1は、ネイキッドバイクの進化を牽引し、CB1300スーパーフォアの開発を通じて市場での存在感を高めた歴史的なプロジェクトです。
1980年代後半、バイク業界はレーサーレプリカの性能競争が盛んでしたが、その反動でスタンダードなカウルレスバイク、いわゆるネイキッドバイクの需要が高まりました。
ホンダは1989年にCB-1というスポーツネイキッドを発売しましたが、商業的には成功を収められませんでした。
このことからホンダは新たなネイキッドバイクの開発を決定し、プロジェクトBIG-1が始動します。
デザイン担当の岸敏秋氏は、CB-1の骨格にCB1100Rの燃料タンクを組み合わせたスケッチを描き、これがプロジェクトの基盤となります。
また、当時の市場状況やユーザーの声を反映させ、ホンダはビッグバイクの必要性を感じていました。
1991年には東京モーターショーでCB1000スーパーフォアの参考出品が行われ、その圧倒的な存在感が来場者の心を掴み、開発が正式に進むこととなります。
プロジェクトBIG-1は、ホンダが新しいネイキッドバイクのスタイルを確立し、バイク市場における地位を強化する重要な一歩となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97a1639605bb6eb9d80612d7efe807438a4d0ffc
ホンダのプロジェクトBIG-1とCB1300に関するコメントは、バイク愛好者たちの思い出や感想が中心でした。
多くのコメントでは、CB750(RC42)やCB1000の乗り心地についてのポジティブな意見が多く見られました。
特にCB1000を試乗した方は、そのスムーズなトルク感や乗りやすさに感動したと述べており、バイクの魅力を再確認していました。
また、CB750の扱いやすさやデザインに対する愛着も強調されていました。
さらに、プロジェクトBIG-1の初期モデルについては、操縦感があり、曲がるのに少し力が必要だったが、それが逆に楽しさに繋がったという意見もありました。
デザインに関しては、CB750/900/1100との比較があり、特に初期のBIG-1がずんぐりむっくりとした印象を持たれていたことが言及されていました。
また、CB900Fのオマージュモデルの実現を期待する声もあり、過去の名車が現代に復活することへの期待感が示されていました。
全体として、コメントはホンダのバイクに対する愛情や懐かしさが溢れており、バイク文化の深さを感じさせるものでした。
ネットコメントを一部抜粋
CB750(RC42)もプロジェクトBIG-1の一角を担ったということらしい。
友人のCB1000に跨らせてもらって数キロ運転した印象はすこぶるスムーズだった。
転倒が怖くてそれぞれ一回も跨ったことがなかったが、重さは変わらなかった。
CB900Fオマージュのコンセプトモデルを実現させて欲しかった。
初期のBIG-1は腰を入れないと曲がらなかったが、それが好きだった。