台湾高速鉄道が三菱重工と新世代車両向けの設備工事契約を締結し、2027年の運行開始に向けて準備を進めています。
要約すると台湾高速鉄道（高鉄）は29日、高雄市の左営車両基地内に新設される「第二検修庫」に関連する設備工事契約を三菱重工業と締結しました。
この契約は、2027年に営業運転を開始予定の新世代車両の導入に向けたもので、将来的な乗車体験の向上を目指しています。
契約調印式には高鉄の江耀宗董事長と三菱重工の深澤太郎氏が出席し、両者の署名が交わされました。
三菱重工は、軌道、電車線、電力、信号設備の設計、供給、据え付けを担当し、工事は来月から着工される予定です。
昨年5月には日立製作所や東芝と新型車両12編成の購入契約も結んでおり、新世代車両は2026年から順次台湾に到着する見込みです。
第二検修庫が供用開始されることで、車両の運用や検修の効率が大幅に向上することが期待されています。
これにより、高鉄はより快適で安全なサービスを提供することができるようになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7893ef1cd40b175934744683e448a97d37d50fc4