韓国国防部は、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するための派兵を「違法」とし、直ちに中止を求めると警告した。韓国はウクライナへの軍事支援も検討中。
要約すると韓国国防部のチョン・ハギュ報道官は、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するために特殊部隊を派遣したことについて、これは国連決議に違反する違法行為であり、国際社会から非難されるべきだと強調した。
彼は、北朝鮮の行動を直ちに中止するよう強く警告した。
また、韓国政府が設定したロ朝軍事協力の「レッドライン」を越えたかどうかについては言及を避けた。
さらに、韓国がウクライナに対して殺傷兵器の支援を検討する可能性については、ロ朝の軍事協力の動向を見守りつつ、必要な対策を講じる意向を示した。
韓国軍はウクライナを支援するための軍事要員派遣を検討しているとの報道もあり、具体的な内容については明らかにできないとしながらも、砲弾支援を含むさまざまな可能性を開いていることを示唆した。
北朝鮮の派兵やロシアからの軍事技術支援の動向に注視しつつ、韓国は155ミリ砲弾の直接支援を有力な対策として議論している。
過去には、韓国はウクライナを支援する米国に155ミリ砲弾を輸出した実績があり、再度この形を取るか、ウクライナに直接提供する案が検討されている。
米国が北朝鮮の派兵を正式に発表していないことについては、韓国の国家情報院と大統領室が事前に米国と情報を共有し、調整してきたと説明した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8140f1d7a50fe72fa718a898a93bbfd3d46777f1