米国東部で「謎のドローン」を巡る目撃情報が増加し、陰謀論が拡散。宇宙人の関与や政府の陰謀説など、さまざまな主張が飛び交っています。
特に目立つのは、ペギー・ドッドソンというユーザーが投稿した動画で、夜間の空港で飛行機が着陸する様子を早送りで撮影したものです。
このユーザーは、バイデン政権が闇の勢力と共謀し、トランプ前大統領の復帰を阻止しようとしていると主張し、多くの「いいね」を集めています。
また、宇宙人の侵略を示唆する主張もあり、QTheStormという名のユーザーが投稿した動画が生成AIによるものであることが確認されています。
さらに、Nosy Bystandersという人物は、これらのドローンが政府によって放射線を探知するために使用されていると推測しています。
中には、ドローンが「オーブ」であり、次元を超えた存在や霊的な存在と関連があると主張する人々もいます。
TikTok上では、議会が海中に何かがいることを確認しており、宇宙人が海中から現れたという誤った主張を展開するユーザーも存在します。
特に、kaylah.lorrainneeというユーザーは、これらのドローンが「プロジェクト・ブルービーム」の証拠であると述べ、米国政府がホログラム技術を使って宇宙人の侵略を演出し、社会をより抑圧的にしようとしていると主張しています。
これらの主張は根拠を欠いていますが、当局からの明確な説明はほとんどなく、米連邦捜査局（FBI）は目撃されたものの多くが小型の航空機であるとし、米国防総省はこれらが米軍のドローンではなく、外国の関与もないとしています。
しかし、これらの説明がかえって「宇宙人の関与がある」との考えを助長する結果となっています。
米国土安全保障省（DHS）は、ニュージャージー州警察に寄せられたドローン目撃情報の調査のために追加のリソースを投入したと発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53e2d9d1780b3799670445c84ca74e57e160bdf8
米国での謎のドローン目撃に関するコメントでは、目撃者が実際に不思議な現象を体験したことが共有されていました。
ある人は、赤緑に光るドローンが鳥のように飛び、突然消えたと述べ、信じてもらえないことを嘆いていました。
また、ドローンの制御を失わせる妨害電波の存在を疑う意見もあり、ウクライナでの使用例を挙げていました。
政府の対応に疑問を持つコメントも多く、特に過去の事件との比較を通じて、なぜこのドローンに対して迅速な行動が取られないのかを指摘していました。
さらに、地球外生命体の可能性や、政府が隠したい真実があるのではないかという陰謀論も浮上し、興味深い議論が展開されていました。
生成AIによるフェイク動画の影響についても触れられ、本物の現象が信じられなくなる危険性が指摘されました。
最後には、ドローンの正体について様々な憶測が飛び交い、科学的な視点からの意見や、より軽いジョークも交えられていました。
このように、多様な見解が交錯する中で、謎のドローン目撃は大きな関心を集めていたのです。