ウェイモが2025年初頭に東京でロボタクシーの試験走行を開始。日本交通との提携も発表し、事業拡大に向けた準備を進めています。
ウェイモは、アルファベット傘下の企業で、電動SUVのジャガーI-Paceをベースとした車両を東京の中心部に送り込み、密集エリアでのマッピングを行う予定です。
この取り組みでは、日本最大のタクシー会社である日本交通と提携し、タクシーアプリ「GO」を活用することが明らかになっていますが、商業サービスの開始時期は未定です。
ウェイモは、来年からマイアミでのサービス開始や、オースティン、アトランタでの展開も計画しており、すでにフェニックスやサンフランシスコ、ロサンゼルスでは週あたり15万人以上の顧客を運んでいます。
年間収益は1億5000万ドル(約230億円)以上と見込まれています。
競合のゼネラルモーターズは、Cruiseの取り組みを終了し、自動運転技術の開発に専念することを発表しました。
テスラもロボタクシー市場を狙っていますが、実現には課題があります。
ウェイモは無人運行が可能ですが、監視スタッフが配置され、遠隔支援を行う体制を整えています。
また、先月には56億ドル(約8620億円)の資金調達を行い、事業拡大に向けた準備を進めています。
来年からは、現行のI-Paceモデルより40%安価な電動車両を現代自動車から調達し、低コストのコンピューティング技術やセンサーのハードウェアに移行する計画も進行中です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dcebc73a71f1b4f42160cd2d8647b108bca59e56
ウェイモが東京でロボタクシーの試験走行を発表したニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
特に、日本での展開が思ったよりも早いことに驚く声が多くありました。
あるコメントでは、日本は技術展開が遅れていると考えていたため、5年はかかると思っていたが、実際には早く進んでいることに感心していました。
また、サンフランシスコでの300台規模の展開を参考にすると、東京では数年内に3000台規模になるのではないかという期待が寄せられました。
料金についても、中国のように手動タクシーの半額程度になれば、ロボタクシーが選ばれるだろうという意見がありました。
これにより、未来の交通手段が魔法のような時代に進化することへの期待感が表れました。
さらに、Waymoの車両価格に関する質問もあり、テスラのロボタクシーが3万ドル以下とされていることから、日本車よりも安価であることが指摘されました。
加えて、Waymoの親会社であるGoogleのCEOがテスラの自動運転技術を評価していることも話題になりました。
一方で、無人運行中の死亡事故に対する責任問題や、運転手の質の低下についての懸念もありました。
特に、国土交通省が無人運行の責任をどのように取るのかという疑問が挙げられ、有人運行でなければ運転手不足解消の意味がないとの意見もありました。
また、人間の運転が荒っぽく、故障が増えるのではないかという不安も見受けられました。
このように、期待と不安が交錯するコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
思ったより日本展開が早い。
料金が中国のように手動タクシーの半額くらいになればロボタクシー一択だ。
ロボタクシーで、無人運行を許して死亡事故が起きた場合に、許認可省庁である国土交通省は責任取るのだろうか?
全否定はしないけれどもう少し本国でこなれてからにしたほうがいいのでは?
人間の運転が、荒らすぎて、故障が頻繁しそう。