ロシアのクルスクで北朝鮮軍がウクライナ軍と交戦中、死傷者が出ているが、ロシアはその存在を公式に認めていない。専門家は、外国軍の支援を必要とすることを認めることが難しいためと分析している。
ウクライナメディアのRBCによると、米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は、ロシアが北朝鮮軍の最前線配置について公式に確認することを避ける可能性が高いと指摘している。
ロシアの当局者や国営メディアは、北朝鮮軍の存在を公に認めていない。
専門家は、ロシアが北朝鮮軍の存在を認めることは、自国の領土を奪還するために外国軍の支援が必要であることを示すことになり、それが公式化を難しくしていると分析している。
また、ウクライナの侵攻がロシアの募兵率を高めるというプーチン大統領の主張が事実でないことを示すことも、北朝鮮軍の投入を確認しづらくする要因であるとされている。
ISWは、北朝鮮軍のクルスク地域での戦闘参加が繰り返し確認されていると報じており、AFP通信によれば、米軍関係者は北朝鮮軍がウクライナ軍と戦闘を行い、数百人の死傷者が出たと明らかにしている。
関係者は、死傷者は戦闘経験が乏しい兵士であり、下級者から上級者までの全階級が含まれていると述べている。
米国防総省のライダー報道官も、北朝鮮軍がロシア軍と共に戦闘に参加したと評価し、死傷者が発生した兆候があると述べている。
このように、北朝鮮軍の戦線投入は事実であるものの、ロシア側は公式な確認を避けている状況が続いている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3c0c0b0f3889d6a9d92132fe265ace2e2deed27b
北朝鮮軍の戦線投入に関するコメントでは、兵士たちの待遇や情報の透明性が大きなテーマとなっていました。
多くのコメントが、北朝鮮兵士が戦死扱いになると死亡補償金を支払わなければならないため、実際には派兵されているにもかかわらず、存在すら認められない状況に同情を示していました。
彼らは勇敢に戦果を挙げても、ロシア軍の手柄として扱われることが多く、名誉や恩恵を得られないことに対する憤りが感じられました。
このような状況は、時間が経つにつれて死のリスクが高まるため、一刻も早く西側に脱走した方が良いという意見もありました。
さらに、北朝鮮兵士の死体が公開されない理由や、メディアが特定の映像を使用することに対する疑問も多く寄せられました。
具体的には、韓国の俳優の画像を使った身分証の捏造や、AIで合成した兵士の画像が使われることに対する懸念が表明されました。
また、前線での兵士の遺体の処理方法についても言及され、身元を隠すために焼かれている可能性が指摘されました。
北朝鮮の軍事力についても、食事や訓練の不足から実際の戦力が低いとの印象を持たれることが懸念されていました。
こうしたコメントは、北朝鮮軍の状況やロシアとの関係についての疑問や不安を反映していました。