ボリビア元大統領エボ・モラレス氏に、15歳少女に対する性的暴行の疑いで逮捕状が発令。彼は容疑を否定し、現政権による政治的攻撃と主張している。
要約するとボリビアの元大統領エボ・モラレス氏に対し、15歳少女に対する性的暴行の疑いで逮捕状が発令された。
英紙ガーディアンの報道によると、ボリビアの検事サンドラ・グティエレスは、モラレス氏に対する逮捕状が今年10月に発行されていたことを明らかにした。
逮捕状の執行は、モラレス氏が居住するコチャバンバ地域がコカ栽培者の保護下にあるため、警察官にとって危険が伴うことから、未だ実行されていないという。
逮捕状は6カ月間有効である。
検察の調査によれば、被害者は2015年に当時の両親によってモラレス氏の「青少年団体」に送られ、2016年には子供を出産、その父親がモラレス氏であると主張されている。
モラレス氏はこの一連の容疑を否定し、現政権による政治的攻撃と主張している。
彼は自身のSNSで、現大統領ルイス・アルセが自らを「戦利品」として米国に引き渡すための法的戦争に加担していると述べ、彼の罪がでっち上げられたものであると主張した。
モラレス氏は2005年にボリビア初の先住民族大統領として就任し、以降も2度の再選を果たしたが、2019年の選挙では不正疑惑が浮上し、海外に亡命。
2020年に帰国したが、アルセ大統領との関係が悪化している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/32e0dec90f0bde2981dce0576a13f028148ed552