国民民主党が自民党との協議で「年収103万円の壁」を巡る話し合いを続ける中、自民は維新とも接触を図り、予算案への対立が続いています。
この会談では、自民党が国民民主党と引き上げ幅で合意できず、日本維新の会に接触を試みるなどの揺さぶりをかけましたが、国民民主党が令和7年度予算案への反対をちらつかせることで、自民党も決裂を回避する選択をしました。
国民民主の榛葉賀津也幹事長は、会談後に記者団に対して引き上げ幅の拡大を目指す意向を強調し、3党は11日の会談で「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意していました。
しかし、自民党は13日に国民民主が求める引き上げ額とは大きくかけ離れた123万円を提示し、双方とも譲歩しない姿勢を見せたため、国民民主は17日に協議を打ち切ることにしました。
自民党内では国民民主の行動に対して「調子に乗りすぎている」との批判が上がりました。
また、自民党は国民民主との交渉が行き詰まる中、維新に接触を試み、教育無償化に関する協議を始めるなどの動きを見せました。
前原誠司共同代表は7年度予算案に賛成する可能性を示唆しましたが、国民民主幹部は維新との交渉を促す一方で、予算案への反対論も浮上しました。
自民党は維新との関係に不信感を抱いており、両者を同時に扱うことによるリスクを懸念しています。
そのため、最終的には国民民主との協議を続ける方針に傾いているようです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/95c51d1bac814ecee1e3b0a371cbd84ec40c616e
国民民主党が自民党との協議を続ける中で、多くのコメントが寄せられました。
これらのコメントでは、国民民主党の姿勢が評価される一方で、自民党に対する批判も多く見受けられました。
特に、国民民主党が有権者の声をしっかりと受け止め、強気に交渉を進めている姿勢が称賛されました。
国民民主党の動きが、次の選挙に向けた期待感を生んでいるという意見もあり、小さな政党でも国民目線で動くことの重要性が指摘されました。
また、自民党に対する批判としては、税制や政治資金の透明性に関する懸念が挙げられました。
特に、自民党の政策が国民生活にどのように影響しているのかを考えると、国民民主党が果たすべき役割が大きいとの意見が多くありました。
さらに、国民民主党が次の選挙で自民党に対抗するためには、より一層の努力が求められるという声もありました。
自民党の強引な政策に対抗するためには、国民の支持を集める必要があるとの見解が示されました。
全体的に、国民民主党に対する期待と、自民党に対する不満が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
国民民主党の今回の動きは素晴らしいと思う。
大きな政党ばかりが注目されがちだけど、小さな政党の方が国民目線で動いている場合もある。
自民党の立ち回りは絶望的なまでに乖離している。
国民の民意を反映させている国民民主党の意見を取り入れず強行した与党には憤りを感じる。
国民民主には下手な妥協はしてほしくないですね。