石破茂首相が率いる少数与党は、2024年2月に予算案成立を巡る試練を迎え、与野党の攻防が激化する見込み。首相は予算案の修正も視野に入れ、野党との連携を模索している。
これは、2025年度予算案の成立を目指すため、衆院通過が必要不可欠であり、与野党の攻防が激化することが予想されるからだ。
予算案は、3月中の成立が確実視されているが、そのためには3月2日までに衆院を通過させる必要がある。
首相は、予算案の修正も視野に入れつつ、野党を取り込むことで多数派形成を狙っている。
立憲民主党は、自民党の派閥裏金事件の追及を続けており、7月の参院選に向けた野党連携を目指している。
首相は、年内に衆院解散や衆参同日選の可能性にも言及しており、これに対して野党は警戒を強めている。
通常国会は1月24日に召集予定で、総額115兆円を超える予算案の成立が最優先課題となる。
首相は、予算案が否決された場合には「衆院と内閣の意思のどちらが正しいか、信を問うことは当然あり得る」と衆院解散の可能性を示唆している。
また、テレビ番組では、参院選に合わせての衆院解散や衆参同日選の選択肢を否定していない。
一方で、野党の主張に理屈が通っている場合には、予算案修正に応じる意向も示している。
2024年10月の衆院選の結果として、自民党と公明党だけでは衆院通過に必要な「数」を確保できていない状況であり、国民民主党との「年収の壁」を巡る協議も未だ決着がついていない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/663cfc0da526181cb35cf1bd4834bec702e2c511
コメントでは、2024年2月の予算案を巡る攻防について、多くの意見が交わされました。
特に、少数与党としての自公政権の試練が強調され、予算案の成立に向けた協議が難航する様子が伺えました。
国民民主党の存在感が増し、若年層の支持を得るための政策提案が注目される一方で、自公政権の過去の行動が信頼を損ねているとの指摘もありました。
解散総選挙の可能性についても言及され、次の選挙での議席減少を懸念する声が多く見られました。
また、国民の生活を守るために、政治家には現状をしっかりと伝え、具体的な政策を示すことが求められているとの意見がありました。
全体として、政治の透明性や国民目線の政策が重要視され、与野党の駆け引きよりも国民の生活向上が大切だという意見が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
玉木さんのスキャンダルでも風向きが変わらなかったし、石破さんの「衆参同日発言」は予算に協力を求める「野党へのサイン」だと思います。
国民民主党は増税自民党と増税財務省に負けないで満額回答するまで頑張るしかない。
試練だと思います。
国民民主党との幹事長協議で決まった178万円への壁撤廃は進まず結局123万になりましたしね。
投票率の高い高齢者に支持基盤を持つ自民・公明・立憲民主と若年層に支持を広げつつある国民民主の主張が鋭く対立している。
国民民主や維新の要求を軽視したり、これまでのような不義理を行えば、本予算は通らない。