1970年代に登場したバンビーンOCR1000は、独特なロータリーエンジンを搭載したモンスターバイク。漫画『熱風の虎』での影響もあり、多くのライダーに愛されている。試乗したライターは、その存在感と軽やかな回転フィールに感動した。
このモデルは、当時のバイク市場において非常に特異な存在であり、リッターバイクが少なかった時代に「モンスター」として注目を集めました。
特に漫画『熱風の虎』に登場したことで、多くのライダーにとって記憶に残る存在となっています。
試乗したライターは、初めて実車を見た際の印象を語り、バンビーンOCR1000の独特なデザインと存在感に圧倒されたと述べています。
燃料タンクやテールカウルはカワサキのモデルに似ていますが、2ローターエンジンの造形は他にはないオーラを放っています。
試乗中は、軽やかな回転フィールとともに、エンジンの特性を実感しました。
特に、スロットルを戻した際のエンブレの少なさや滑空感は、4サイクルエンジンと2サイクルエンジンの良いところを併せ持つ独特なものでした。
しかし、試乗車の状態が完調ではなかったため、漫画のような圧倒的なパフォーマンスを体験することはできませんでした。
バンビーンOCR1000が製作された1977年は、バイクの技術がまだ確立されていない時代であり、開発陣の苦労や情熱がこのモデルに込められていることを実感しました。
このバイクは、当時の技術を先取りしていた可能性があり、今日のリッターバイクと同じ感覚で扱える点にも感心しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/19396c36a4471b47da9d04b82d090ba8eb3ee531
コメントには、バンビーンOCR1000やロータリーエンジンバイクに対する懐かしさや興味が多く寄せられていました。
特に、70年代のオートバイ文化や当時のバイクの魅力についての思い出が語られ、バンビーンやハーキュレス、スズキなどのバイクが話題に上がりました。
コメントの中では、マツダ以外のロータリーエンジン車は壊れやすいという意見があり、現存する車両は大切に乗られているという認識が示されていました。
また、漫画「熱風の虎」についても多くの言及があり、この作品が当時のスーパースポーツバイクの魅力を伝えたことが評価されていました。
読者の中には、作品を通じてバイクの魅力に取り憑かれた方や、実際にバイクに乗るようになった方も多く、懐かしさと共に当時の情熱を感じるコメントが目立ちました。
さらに、当時のバイク屋やチューナーに対する憧れも表現されており、バイクに対する愛情が伝わってきました。
全体的に、70年代のバイク文化やその影響を受けた世代の思い出が色濃く反映されたコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
結局は、マツダ以外のロータリーは壊れます。
熱風の虎当時見てました、虎の働いてるバイク屋の親父が凄腕のチューナーでかっこよかったです。
1980年前後は日本も含め面白いオートバイがけっこうあった。
熱風の虎、この漫画で当時のスーパースポーツバイクの凄さを知ってバイクの魅力に取り憑かれた。
日本でも開発していたが、高温でエキパイが真っ赤になり断念したと聞いたことある。