ジーカーがCES 2025に出展し、1300馬力のEVスーパーカー「001 FR」など3モデルを披露。世界進出への意欲を示す。
ジーカーは、中国のEVメーカーとしては唯一、3年連続でこの世界最大の技術見本市に参加することとなる。
今回の出展では、高性能EV「001 FR」、高級MPV「009 Grand」、多目的車「Mix」の3モデルを展示し、アメリカ市場における存在感を示すと同時に、世界市場での技術的優位性をアピールすることを目指している。
特に注目されるのは、1300馬力を誇るスーパーカー「001 FR」で、0-100km/hの加速がわずか2.02秒という圧倒的なパフォーマンスを実現している。
また、「009 Grand」はビジネスエグゼクティブ向けの豪華な室内空間を備えた4人乗りの高級MPVで、価格は78万9000元からとなっている。
さらに、「Mix」はSUVやMPVの枠にとらわれない5人乗りの大型ファミリーカーで、27万9900元からの価格で機能性とオリジナリティを提供している。
ジーカーは2023年に初出展し、2024年には新型セダン「007」を披露するなど、着実に国際的な存在感を高めている。
今回の出展は、ジーカーの世界進出に向けた野心を強く感じさせるものとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47a8290bb403f236c0a6645869bd46868bd95828
ジーカーがCES 2025で発表したEVスーパーカーに対するコメントは、中国のEV市場の急成長とその利便性に関する意見が多く寄せられていました。
特に、中国ではタクシー業界でのEV化が進んでおり、ガソリン代が不要で充電コストが安いことが強調されていました。
あるコメントでは、上海で乗ったEVタクシーの運転手が年間約25万キロを走行し、ガソリン代がゼロで助かっているという具体的な体験が語られていました。
また、EV車は都市での利用に適しており、特に200km以内の移動が多い中国の環境にマッチしているとの意見もありました。
さらに、日本市場が縮小する中で、EVが躍進する中国市場との対比がなされ、日本メーカーの技術力に対する懸念も表明されていました。
全体として、ジーカーの発表は中国の自動車産業の未来を感じさせるものであり、他国のメーカーにとっても大きな影響を与える可能性があると考えられていました。