アドビが「フォトプラン(20GB)」の新規受付を停止し、既存ユーザーの月額料金を1,180円から1,780円に引き上げることを発表。価格改定の理由は不明で、機能強化が続いている。
このプランは、アドビの写真加工ソフト「Photoshop」と現像ソフト「Lightroom」、および20GBのクラウドストレージがセットになったもので、長年にわたり多くのクリエイターに支持されてきました。
既存ユーザーは解約するまで現行のサービスを利用可能ですが、新規ユーザーはこのプランを選ぶことができなくなります。
なお、フォトプランの対象は「クラウドストレージ20GB」のもので、1TBプランは含まれていません。
価格改定の理由についてアドビは、クリエイティブユーザーのニーズに応えるためにプランを改善していくことを約束するとしていますが、具体的な理由は明示されていません。
フォトプランは、サービス開始から10年以上が経過し、その間にモバイル版やiPad版、web版など様々なアプリケーションが追加され、機能が拡張されています。
最近では、被写体選択機能や背景削除機能、ぼかし機能、ノイズ除去機能など新たな機能も実装されており、ユーザーにとっては魅力的な選択肢であり続けています。
しかし、今回の価格改定は多くのユーザーにとって驚きと困惑をもたらしており、今後のアドビのサービス戦略に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d94314dcbcb81d7c5694034a7ed216d7db84bff2
アドビの「フォトプラン」の新規受付停止と料金改定に関するコメントでは、多くのユーザーがサブスクリプションモデルの導入に対する不満を表明していました。
特に、以前は気軽に使用できたPhotoshopやIllustratorが、サブスクリプションに移行したことで利用しづらくなったと感じている方が多かったです。
これにより、クリエイターが減少するのではないかという懸念も示されていました。
また、代替ソフトとしてCanvaやAffinityに注目が集まっており、これらのソフトが普及することを望む声が多くありました。
さらに、Adobe以外のソフトもサブスクリプション方式に移行しているため、全体的な負担が増大しているとの意見も見受けられました。
ユーザーは、買い切り型のソフトウェアのリリースを希望する声も多く、Adobe税と呼ばれる負担が大きいと感じているようです。
特に、AppleがPixelmatorを買収したことに対しては、Photoshopの対抗馬としての成長を期待する意見がありました。
全体として、ユーザーはAdobeの商業戦略に対して疑問を持ちつつ、代替ソフトの進展を期待している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
裏ワザ的に格安で購入できた商用可のスクールライセンス版も昨年12月に大幅値上げされました。
PhotoshopがメインであればAI系ツールとの親和性も高いCanvaを乗り換え候補として検討しても良いと思います。
代替ソフトが普及して寡占が終わることを願うばかり。
AppleがPixelmatorを昨年末に買収しているので、ぜひともフォトショップの対抗馬に育ててほしい。
Adobe税の負担はかなりの痛手。