観光特急「まほろば」が2024年12月から奈良と京都を直通運行。便利なアクセスで観光客に人気の列車です。
この列車は、奈良市の観光名所である東大寺や興福寺、法隆寺などへのアクセスを便利にするために設計されています。
奈良市は710年に元明天皇が都と定めた平城京の跡地であり、現在も多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
特に、東京や名古屋方面からは京都駅または新大阪駅での乗り換えが必要ですが、近鉄京都線やJR奈良線へのアクセスは比較的スムーズです。
しかし、岡山や広島方面からは新大阪駅での乗り換えが面倒であったため、JR西日本はこの不便を解消するために「まほろば号」を運行します。
この列車は、観光の繁忙期の土日祝日に設定され、大阪駅からおおさか東線を経由し、新大阪駅、法隆寺駅に停車しながら奈良駅まで直通で運行されます。
「まほろば」という名前は古事記にも登場し、「素晴らしいところ」という意味を持ちます。
運行開始日は2024年12月1日で、2025年には1月11日から13日、2月23日までの土日および祝日にも運行される予定です。
ダイヤは、新大阪駅発10時4分、奈良駅着10時57分という便利な時間設定で、日帰り観光や1泊観光にも対応しています。
列車は3両編成で全車指定席となっており、乗車には運賃に加え指定席特急料金が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/509d9d2a5d20730099833d2a980c63fbda92c190
奈良と京都を結ぶ観光特急「まほろば」の運行開始に関して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、特急のニーズに対する期待が表現されており、特に観光客や通勤客にとって便利な路線になるのではないかという意見がありました。
例えば、奈良と京都を結ぶ特急があれば、法隆寺などの観光地へのアクセスが向上するという意見がありました。
一方で、通勤特急としての活用を提案する声もあり、万が一の運転見合わせ時には京都と大阪を奈良経由で結ぶルートの設定が必要だとの意見もありました。
さらに、運行ルートに関しては、新大阪での接続を考慮するべきだという意見もあり、奈良線の利用促進に繋がる可能性が指摘されました。
対照的に、運賃や特急料金に対する懸念が多く、特急料金の高さに驚いたというコメントもありました。
また、タイトルに対する疑問も多く、「奈良と京都を結ぶ」との表現に対して、実際には奈良と大阪を結ぶ内容になっているのではないかと指摘する声もありました。
このように、特急「まほろば」に対する期待と懸念が入り混じったコメントが寄せられ、今後の運行が注目される状況となりました。
ネットコメントを一部抜粋
奈良と京都を結ぶJR特急は存在しないけど、本当に作ったらニーズあるんじゃないかな。
まほろばは観光特急だけでなく、通勤特急としても活用させるべきではないでしょうか。
この列車なら、奈良所属にして、朝は奈良〜新大阪〜大阪で通勤ダイヤ。
岡山方面からなら、新幹線は京都まで乗って京都乗換で近鉄またはJR奈良線に乗り換えれば良い。
せっかく繋げた線路。
良い活用法です。