ニューヨーク市が導入した渋滞税は、交通量減少を狙う一方で、飲食業界への影響や治安問題が浮上しており、賛否が分かれています。
この税は、マンハッタンの中心部に入る乗用車に対して9ドルを徴収し、交通量の減少を目指しています。
導入後のデータによると、渋滞税のおかげで交通量は7.5％減少し、マンハッタンへの車両流入が27万3000台減少したとの報告があります。
しかし、導入に対する評判は芳しくなく、特に飲食業界では配送料の値上げを余儀なくされるなどの影響が出ています。
酒類卸会社のCSOは「渋滞税がコロナよりも悪い影響を与えている」と語り、コスト上昇による価格転嫁を懸念しています。
さらに、マンハッタンのレストランオーナーも値上げを避けられないとし、消費者への負担が増すことを懸念しています。
ニューヨーク市はこの税によって地下鉄への人の流れを促進したい考えですが、地下鉄自体には老朽化や治安の問題が残っており、果たしてこの政策が成功するのか疑問が残ります。
トランプ氏はこの政策を早期に廃止する意向を示しており、今後の動きが注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca89efe11c2c13dbef4a8ec08e12da716c802cf2
ニューヨークの渋滞税導入に関するコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
まず、アメリカがバリアフリーにおいて先進的であるとされている一方で、ニューヨークの地下鉄のエレベーターやエスカレーターの設置率が全体の3割程度であることが意外であるという意見がありました。
このことから、公共交通機関の整備がまだ進んでいないことが懸念されていました。
さらに、日本の業者に地下鉄の新造を依頼した方が良いという提案もあり、日本の技術力に対する信頼が示されていました。
加えて、中国の公共交通機関については、安価な製造を謳いながらも、結局は追加予算が発生し、高コストになることが多いという意見がありました。
このように、他国の事例を引き合いに出しながら、ニューヨークの交通インフラの改善を求める声が上がっていたのです。
また、政治家に対する批判も見受けられ、渋滞税の導入が環境問題の解決策として取り入れられることに対して疑問を呈するコメントもありました。
このように、渋滞税導入に関する議論は、交通の利便性や政治の在り方にまで広がっていたことがわかります。
ネットコメントを一部抜粋
バリアフリーはアメリカの方が先進的で遅れて日本でも言われるようになったはず。
ＮＹの地下鉄はエレベーターやエスカレーターのある駅は全体の3割程度と言うのは意外だった。
地下鉄だけどさ日本の業者に新しく新造してもらったほうが良いと思う。
こういうのは、日本のカスみたいな政治家が取り入れたがるんだよ。
海外でも取り入れられCO2削減がどーのこーのみたいな理由付けしてな。