衆院選でれいわ新選組が9議席を獲得。新人4人が当選し、反原発やアイヌ民族支援など多様な背景を持つ議員が誕生。政治に新たな視点をもたらす期待が高まる。
全て比例代表での当選で、新たに4人の新人が初当選を果たしました。
特に注目されるのは、反原発活動や市民運動に関与してきた経歴を持つ当選者たちです。
比例東北ブロックで当選した70歳の佐原若子氏は、核戦争に反対する医師の会の常任世話人として活動してきました。
また、埼玉13区で復活当選した高井崇志氏は、過去に立憲民主党から除籍された経緯がありますが、れいわ新選組の幹事長として再び国政に戻りました。
東京14区から出馬し、比例東京ブロックで復活当選した櫛渕万里氏も注目され、NGOピースボートの共同代表などを務め、アイヌ民族の権利回復に尽力してきました。
さらに、岐阜3区で当選した阪口直人氏は、国連平和維持活動(PKO)に参加した経験を持ち、社会運動家の上村英明氏も東海ブロックで当選しました。
大阪5区で当選した大石晃子氏は「大阪のジャンヌ・ダルク」と称され、府職員として橋下徹当時知事に直接抗議した経歴があります。
これらの当選者は、個々の特異な経歴や活動を背景に、れいわ新選組の議席増加に寄与しました。
特に、彼らの活動は、政治に対する新たな視点を提供し、今後の国会での議論に影響を与えることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eeb5c9957f2a63a4fc8bbc08d53489bf51d67056
れいわ新選組が衆院選で9議席を獲得したことに関するコメントでは、選挙制度や比例代表制に対する疑問や批判が多く寄せられました。
特に、小選挙区での得票数が少なくても比例で復活当選する議員に対しては、「選挙制度がおかしい」といった意見が目立ちました。
比例代表制の改革を求める声が強く、具体的には小選挙区の得票数と比例の順位を結びつけるべきとの提案もありました。
また、れいわの候補者たちが小選挙区での支援を得られなかったことから、投票者が候補者に期待していないのではないかという懸念も示されていました。
さらに、山本太郎の知名度や党名の影響で議席を確保したとの見方があり、次回の選挙における影響を危惧する声もありました。
全体として、れいわ新選組の支持基盤が労働者層ではなく、より貧困層にシフトしているとの指摘もあり、選挙制度の見直しが必要だとの意見が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
小選挙区でダントツ最下位だった人が比例で復活当選とか選挙制度おかしすぎるでしょ。
比例代表制の改革がいるね。
れいわの候補者連中は小選挙区では泣かず飛ばずで、党名を書くだけの比例で議席確保。
言ってることは過激で如何にも「やってくれそう」感を演出している。
れいわが議席を伸ばしているのをみると、労働者階級とは別の、さらに貧困層が増えていることを実感する。