イーロン・マスク氏がトランプ大統領の側近として浮上し、米大企業からのラブコールが相次いでいる。ビザやアマゾン、ユナイテッド航空などがマスク氏との提携を発表し、企業関係が強化されている。
英フィナンシャルタイムズによると、最近、マスク氏が所有する企業との提携や関係改善を発表した大手企業が増えている。
例えば、グローバル決済技術企業ビザは、マスク氏のSNS「X」と提携し、年内にデジタル決済機能を含む金融サービスを開始する計画を発表。
また、アマゾンは今年1月にXへの広告支出を前月比10倍に引き上げ、ユナイテッド航空はマスク氏が率いるスペースXと協力して航空機内でスターリンク衛星インターネットを提供することを決定した。
さらに、アップルもティーモバイルを通じてスターリンクを利用できるようにiPhoneのOSをアップデート。
競争関係にあるボーイングも、エアフォースワンの製作遅延問題を解決するためにマスク氏との議論を始め、友好的な姿勢を見せている。
企業用ソフトウェアのオラクルやインテルもそれぞれスターリンクやXとの協力を発表しており、金融界ではマスク氏がXを買収した際に発行された債券を買い戻そうとする動きも見られる。
さらに、JPモルガン・チェースは、マスク氏が所有するテスラが新株引受権契約に違反したとして提起した訴訟を昨年11月に取り下げた。
マスク氏はトランプ政権でホワイトハウス諮問機構「政府効率化省」を率い、連邦政府の人員削減を通じた費用節減を主導しており、影響力を持っている。
アリゾナ州立大学の教授は、新しい政権でのマスク氏の位置を考慮すると、企業が政治的恩恵を受ける可能性が高いと指摘している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bda15aa652aa94d5dc9f865308e2add2bcdfcabf
コメントでは、トランプ政権下でのイーロン・マスク氏と大企業との関係強化に関する多様な意見が寄せられました。
特にアメリカの政治状況や経済の変化に対する感想が目立ちました。
あるコメントでは、アメリカの拝金主義が加速していることに対する懸念が示され、真の豊かさは知を求めることで得られるといった意見もありました。
また、行政改革が革命的である一方で、個人情報のセキュリティに対する不安も表明されました。
さらに、アメリカの政治が国を使った経営に近づいているとの指摘もありました。
これに対し、日本も成功した起業家を参考にすべきだとの意見も見られました。
全体的に、アメリカの政治や経済の動向に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く、特にマスク氏の影響力やトランプ氏との関係について注目が集まっていました。
最後に、トランプ氏の後継者としてのマスク氏に期待する声もあり、今後の展開に対する興味が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
アメリカは凄い!孫正義さんが自民党の補佐になる感じでしょ?
ますます拝金主義が加速するアメリカ、一方でDeep Seekの創業者は…
アメリカの革命に近い行政改革ですが、セキュリティを考えると恐ろしい気がします。
政治っていうかもう国を使った経営をしてるみたいだね。
イーロンは世界環境の改善に取り組んでいます。